開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火5~6
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2091000008
健康心理学特論(心の健康教育に関する理論と実践)
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐竹 圭介
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
健康心理学は疾患の治療や予防に限らず,健康な人々がその健康を維持・増進できるようになるための教育的かかわりやシステムづくりなどに関して,心理学的知見を活用しようとする学問領域である。本講義では,心理職が教育を実施することが求められやすい心の健康に関するトピックに関して,研究や法令に基づいた適切な知識を用いた教育をできるようになることを目指す。
授業の到達目標
1.心の健康教育に関する理論について適切な知識を深める。
2.心の健康教育の重要性をわかりやすく伝えるための実践的方法を修得する。
授業計画
【全体】
本科目は講義を主体として進め,適宜グループワークやディスカッションを行う。講義中のディスカッションへの主体的な参加や興味・関心を持った事項に関する積極的な自学ができることを求める。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
講義の進め方について説明する
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
第2回
健康心理学の概要と歴史
健康心理学の概要と歴史について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第3回
健康心理学の理論と概念
学習理論,発達理論,ストレス理論を中心に説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第4回
健康心理アセスメント
健康心理アセスメントについて説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第5回
健康と疾病
疾病と生活習慣について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第6回
健康行動と生活習慣
健康行動と生活習慣について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第7回
心の健康対策
健康日本21などの施策について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第8回
うつ病・統合失調症の心理教育
うつ病・統合失調症の疾患・心理教育について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第9回
認知症の心理教育
認知症と疾患・心理教育について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第10回
依存症の心理教育
依存症と疾患・心理教育について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第11回
心的外傷後ストレス症の心理教育
心的外傷後ストレス症と疾患・心理教育について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第12回
自殺予防の心理教育
自殺予防の心理教育について説明する
事前配布資料に基づいて予習する(2h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第13回
健康教育の演習1
児童・生徒向けの健康教育を担当者が作成,発表し,その内容についてディスカッションする
事前配布資料に基づいて予習する(3h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・パワーポイントを使って発表する
・ディスカッションを実施する
第14回
健康教育の演習2
教職員向けの健康教育を担当者が作成,発表し,その内容についてディスカッションする
事前配布資料に基づいて予習する(3h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・パワーポイントを使って発表する
・ディスカッションを実施する
第15回
健康教育の演習3
自由なテーマの健康教育を担当者が作成,発表し,その内容についてディスカッションする
事前配布資料に基づいて予習する(3h)
講義内容を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・パワーポイントを使って発表する
・ディスカッションを実施する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 30% C: --% D: 20%
成績評価法
以下の内容をもとに総合的に評価する。
・プレゼン資料(50%)
・ディスカッション(50%)
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
よくわかる健康心理学
ISBN
9784623061570
著者名
森和代, 石川利江, 茂木俊彦編
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
2012
備考
メッセージ
キーワード
臨床心理士; 公認心理師; 心の健康教育
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
stk@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜2コマ
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