開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水3~4
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2092000013
臨床心理学特論Ⅱ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春日 由美[KASUGA Yumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春日 由美 [KASUGA Yumi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
心理療法についての基本的理解、および心理療法を行う上での基本的姿勢と技法について、レジメ作成やプレゼンテーション、それらを元にしたディスカッションにより理解を深める。
授業の到達目標
1.臨床心理士としての倫理を含めた基本的姿勢について理解する。
2.インテークやアセスメントを含む心理療法の基本を理解する。
3.クライエントの状態に応じた心理療法の基本を理解する。
4.心理療法の過程で生じる諸問題を理解する。
5.様々な領域における心理臨床を理解する。
授業計画
【全体】
心理療法についての概要、心理療法を行う上で身につけておくべき基本的知識や姿勢、実際の心理療法の内容や技法について、担当箇所のレジメ作成とプレゼンテーション、それらを元にしたディスカッションにより理解を深める。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション・心理療法家の現状やアイデンティティおよび倫理的問題
オリエンテーションを行う。また、心理療法家の現状やアイデンティティおよび倫理的問題について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第2回
インテイク面接
インテイク面接について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第3回
心理療法の準備
心理面接を行うにあたっての準備について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第4回
心理療法の基本ルール
心理療法の基本ルールについて理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第5回
クライエントの発達段階に応じた心理療法の基本ルール
クライエントの発達段階に応じた心理療法の基本ルールについて理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第6回
心理療法の過程での諸問題
心理療法の過程での諸問題やその対応について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第7回
記録や紹介状
面接記録や紹介状等について理解する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第8回
児童援助施設や教育センター等における心理臨床
児童援助施設や教育センター等における心理臨床について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第9回
児童相談所や子育て支援センター等における心理臨床
児童相談所や子育て支援センター等における心理臨床について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第10回
総合病院や大学の心理教育相談室における心理臨床
総合病院や大学の心理教育相談室における心理臨床について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第11回
精神科における心理療法
精神科における心理療法について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第12回
大学における心理臨床
大学における心理臨床(学生相談や保健管理センター)について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第13回
家庭裁判所における心理臨床
家庭裁判所における心理臨床について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第14回
学校における心理臨床
学校における心理臨床について理解し、議論する。
教科書の該当箇所を読んでおく。担当者はレジメを作成し、準備しておく。授業の復習を行う。(目安時間:4時間)
第15回
社会資源の活用
心理臨床家が関わる社会資源について理解し、議論する。
授業の復習を行う(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 70% C: --% D: 30%
成績評価法
ディスカッション(50%)、資料作成・発表(50%)により評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
心理臨床家の手引き 第4版
ISBN
9784414416435
著者名
鑪幹八郎・名島潤慈
出版社
誠心書房
出版年
2018
備考
教科書を生協で購入しておくこと
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
第一回目に受講や評価の詳しい説明をするので、必ず出席すること。毎回遅刻はしないこと。自分の担当箇所は事前にレジメを作成しておくこと。担当箇所でなくても、必ず教科書を用いて予習をしておくこと。ディスカッションには積極的に参加すること。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:教育学部4階 C411室
メールアドレス:kasuga@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜昼休み(不在のことがあるので、事前にメールで連絡をください。)
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