タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月1~2 講義 6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2092000016 臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践) 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田中 亜矢巳
担当教員[ローマ字表記]
田中 亜矢巳
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
臨床心理士に必要な基本的な心理面接について概説します。心理査定の活用や解釈による心理アセスメントの視点から、児童期から青年期までの発達段階に応じた対応や関連する課題についての理解を深めていきます。
授業の到達目標
1.力動論・行動論・認知論、その他の心理療法の理論と方法、及び心理に関する相談・助言・指導等への応用について理解する。
2.臨床心理面接における理論的側面と実践的側面について理解する。
3.心理に関する支援を要する者の特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整について理解する。
授業計画
【全体】
面接に心理検査を用いることを概説し、それぞれの心理アセスメントの解説と事例理解を交互に進めます。心理アセスメントの基礎だけでなく、実際の現場での活用について理解を深めます。

実施形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 今後の講義の進め方とともに、講義の内容と目的について説明します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第2回 面接におけるアセスメントの機能 面接でアセスメントを用いることの意義について考えます。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第3回 新しく開発された心理検査 面接で使われる様々な心理検査について、新しく開発された検査を中心に概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第4回 不安性障害に関する心理検査(スペンス児童用不安尺度、STAI、リーボヴィッツ社交不安尺度)① 不安障害の特徴と心理検査を実施する目的について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第5回 不安性障害に関する心理検査(スペンス児童用不安尺度、STAI、リーボヴィッツ社交不安尺度)② 実践および事例検討を行います。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第6回 感情障害に関する心理検査(BDI-Ⅱ、トロント失感情症検査)① 感情障害の特徴と心理検査を実施する目的について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第7回 感情障害に関する心理検査(BDI-Ⅱ、トロント失感情症検査)② 実践および事例検討を行います。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第8回 神経発達症に関する心理検査(PERS、AQ)① 神経発達症の特徴と心理検査を実施する目的について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第9回 神経発達症に関する心理検査(PERS、AQ)② 実践および事例検討を行います。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第10回 社会適応の問題に関する心理検査(Vineland-Ⅱ)① 社会適応の問題と心理検査を実施する目的について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第11回 社会適応の問題に関する心理検査(Vineland-Ⅱ)② 実践および事例検討を行います。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第12回 身体感覚のアセスメント 心理面接における身体感覚のアセスメントの重要性について理解する。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第13回 検査バッテリーの重要性 これまで学んだ様々な心理検査をどのように組み合わせることで、面接が活性化されるか考える。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第14回 インフォーマルアセスメントの意義と実践 アセスメントにおけるインフォーマルアセスメントの意義について概説します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
第15回 総括 授業で学んだことを整理します。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
(具体的な内容については授業中に伝達する)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
グループワークおよびディスカッション 60%
課題レポート、成果物 40%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて資料を配布します。
資料は修学支援システムの「講義資料」にも配置します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 子どもの発達支援と心理アセスメント: 自閉症スペクトラムの「心の世界」を理解する ISBN 9784760823833
著者名 木谷秀勝 出版社 金子書房 出版年 2013
備考
メッセージ
キーワード
臨床心理学、質的研究法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
tanaka3@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜11時~12時
事前にメールでご連絡ください。上記時間帯以外の時間帯も調整次第で相談可能です。

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