タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 金5~8 講義 6.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2093000022 臨床心理基礎実習 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
恒吉 徹三[TSUNEYOSHI Tetsuzoh]
担当教員[ローマ字表記]
恒吉 徹三 [TSUNEYOSHI Tetsuzoh], 田中 亜矢巳
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
臨床心理面接の基本的な技法について実習を通して学びます。その際,講義や臨床心理事例検討,ロールプレイなども行いながら、臨床心理面接における実践上の基本的な事柄を具体的に学びます。
授業の到達目標
1.心理面接に関する基礎的態度について理解を深める。
2.講義だけでなく、事例検討やロールプレイを通して体験的に理解を深める。
3.臨床心理実習に必要な基礎的態度、倫理的配慮について理解を深める。
授業計画
【全体】
心理臨床場面における実践上の基本的態度や事柄を具体的に修得し、臨床心理面接おける基本的態度や面接技術などについて、体験的に理解を深める。

授業形態:複数(恒吉と田中が担当する)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 臨床心理士として必要な資質とは 臨床心理士の基本的視点を確認する:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第2回 心理臨床に関する倫理と法律(倫理規定、知的財産権を含む) 倫理綱領、倫理規程について:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第3回 ロールプレイ(1) 個人を対象としたリラクセーション技法、プレイセラピーの基礎:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第4回 グループワーク(1) 集団を対象としたリラクセーション、プレイセラピーの基礎:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第5回 紹介と面接記録 紹介状の作成と面接記録の作成をロールプレイにより行う:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第6回 ロールプレイ(2) クライアントを理解する(1):感覚を理解すること:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第7回 ロールプレイ(3) クライアントを理解する(2)環境調整:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第8回 電話受付とその対応 面接の申し込み電話の受け方についてロールプレイにより行う:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各自2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第9回 インテイク面接への展開 電話受付の情報をもとにしたインテーク面接での情報収集について:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第10回 インテイク面接(1) 来談までの経過の理解:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各自2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第11回 インテイク面接(2) 家族関係、社会関係、個人の歴史の理解:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各自2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第12回 社会資源の理解と活用 附属臨床心理センターを起点として社会資源についての情報収集:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第13回 ロールプレイ(4) インテーク場面での事実確認:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第14回 グループワーク(2) 心理劇:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第15回 まとめ:基礎から応用へ 恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第16回 臨床心理面接の基礎技法 共感的な面接態度について学ぶ:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第17回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(1) 幼児期の事例について:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第18回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(2) 児童期の事例について:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第19回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(3) 青年期の事例について:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第20回 精神科領域での心理臨床 精神科領域の心理臨床の基本的事項について:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第21回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(4) ロールシャッハ法の実施とロールプレイ:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第22回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(5) ロールシャッハの事例論文と質問段階の実施から面接技法を学ぶ:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第23回 臨床心理事例検討を踏まえたロールプレイ(6) 学校での子どもの理解:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第24回 神経発達症の子どもの理解(1) 神経発達症の子どもたちの理解の基本 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第25回 神経発達症の子どもの理解(2) こどもの発達をどのように理解するか:田中・恒吉 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第26回 臨床事例検討を踏まえたロールプレイ(7)
神経発達症と診断されて
いるこどもの事例について:田中・恒吉
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第27回 ・臨床事例検討を踏まえたロールプレイ(8) 神経発達症と診断されて
いる青年期のクライアント理
解:田中・恒吉
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第28回 臨床事例研究について(1) 臨床心理事例研究とは?:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第29回 臨床心理事例研究について(2) 臨床心理事例研究論文を書くには?:恒吉・田中 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第30回 1年間の実習の振り返りと総括 1年間の実習を振り返り,学んだこと,さらに学ぶ必要のあることなどについて整理し,総括する。 授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 5% C: 50% D: --%
成績評価法
レポート:50%,実習への参加態度:50%
教科書にかかわる情報
備考
特には指定しません。
参考書にかかわる情報
備考
実習内容に応じて,適宜資料を配布します。
メッセージ
具体的な臨床実践上の諸課題について体験的に学びます。積極的に参加してください。
キーワード
臨床心理面接での基本的態度,面接技術,応答,対話的,主体性,臨床心理事例検討
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
臨床心理実習
履修条件
臨床心理学専攻学生限定です。
連絡先
恒吉:whiteowl[at]yamaguchi-u.ac.jp
田中:tanaka3[at]yamaguchi-u.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください。
オフィスアワー
恒吉:木曜5コマ
田中:月曜12:00〜13:00

ページの先頭へ