タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 木5~8 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2093000023 臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習A) 日本語 8
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
恒吉 徹三[TSUNEYOSHI Tetsuzoh]
担当教員[ローマ字表記]
恒吉 徹三 [TSUNEYOSHI Tetsuzoh], 春日 由美 [KASUGA Yumi], 佐竹 圭介
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
山口大学大学院(人間社会科学研究科附属であり,教育学研究科とも関連する)の機関である「附属臨床心理センター」を含む学内外における複数の領域に関する機関における実習を行う。大学段階での実習を通じて得た基礎的知識や態度の上に、心理的支援に必要なコミュニケーション、心理検査、心理面接などの技能を修得すること、事例検討を通した支援計画の作成、チームアプローチや多職種連携、倫理的配慮などについて、多様な形式のスーパーヴィジョンも含めた実習を行う。
心理職が携わる主要5分野のうち3分野の6施設および学内施設である附属臨床心理センターにおいて実習を行いながら,当該施設の実習指導者又は実習担当教員による指導を受けることにより,現場での実践の現状を理解し,支援対象者とのかかわりと支援方法について体験的に学ぶことを目的とする。
授業の到達目標
1.心理に関する支援を要する者に関する知識及び技能を修得する。
2.心理に関する支援を要する者等の理解とニーズの把握及び支援計画の作成ができる。
3.心理に関する支援を要する者へのチームアプローチができる。
4.多職種連携及び地域連携ができる。
5.職業倫理及び法的義務への理解ができる。
6.心理臨床に必要なアセスメント、心理面接の進め方、記録方法などについて理解を深める。
授業計画
【全体】
各実習施設につき
・事前発表
・事前挨拶および実習前課題
・実習参加
・事後挨拶
・事後発表
を実施する。
附属臨床心理センターにおける実習については,実習参加以外の活動は実施せず,カンファレンス等により実施する。
なお,参加する実習の順番は,実習施設の状況によって前後することがある。

授業形態:複数
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 学外実習の概要と計画について説明する:春日,佐竹,恒吉。 配布した説明資料に基づき今後の動きについて復習する(1h)
授業計画に沿ってその他3時間の事前学習を行う。
第2回 事前発表(病院) 病院における臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第3回 事前挨拶(病院) 実習指導者を訪問し,諸注意事項,事前課題について確認する:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第4回 実習参加(病院) 各施設において実習を行う(40h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計8h)
第5回 事後挨拶(病院) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿って事前学習1時間を行う。
第6回 事後発表(病院) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第7回 事前発表(保健センター) 保健センターにおける臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第8回 事前挨拶(保健センター) 実習指導者を訪問し,諸注意事項,事前課題について確認する:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第9回 実習参加(保健センター) 各施設において実習を行う(9h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計1h)
授業計画に沿ってその他事前学習3時間を行う。
第10回 事後挨拶(保健センター) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第11回 事後発表(保健センター) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第12回 事前発表(福祉) 福祉領域における臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第13回 事前挨拶(福祉) 実習指導者を訪問し,諸注意事項,事前課題について確認する:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第14回 実習参加(福祉) 各施設において実習を行う(40h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計8h)
第15回 事後挨拶(福祉) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第16回 事後発表(福祉) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第17回 事前発表(小学校) 小学校における臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第18回 事前挨拶(小学校) 実習指導者を訪問し,諸注意事項,事前課題について確認する:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第19回 実習参加(小学校) 各施設において実習を行う(16h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計3h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第20回 事後挨拶(小学校) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第21回 事後発表(小学校) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第22回 事前発表(中学校) 中学校における臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第23回 事前挨拶(中学校) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第24回 実習参加(中学校) 各施設において実習を行う(16h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計3h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第25回 事後挨拶(中学校) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第26回 事後発表(中学校) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第27回 事前発表(特支) 特別支援学校における臨床実践・心理実践および実習施設について調べ,グループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第28回 事前挨拶(特支) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
課題学修(4h)
第29回 実習参加(特支) 各施設において実習を行う(77h):春日,佐竹,恒吉。 実習実施ごとに実習指導教員指導を受ける(合計15h)
第30回 事後挨拶(特支) 実習指導者を訪問し,実習後指導を受ける:春日,佐竹,恒吉。 事前準備(1h)
指導後学修(2h)
授業計画に沿ってその他事前学習1時間を行う。
第31回 事後発表(特支) 参加した実習についてグループ発表を行う:春日,佐竹,恒吉。 発表準備(4h)
第32回 実習参加(臨床心理センター) 臨床心理センターにて受け付けたケースを担当する:春日,佐竹,恒吉。 事例記録作成(毎回2h)
授業計画に沿ってその他事前学習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 70% D: 10%
成績評価法
評価シートに基づいた各施設の実習指導者の評価(80%)および実習指導教員の指導時のディスカッションの内容(20%)で評価する
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 臨床心理実習マニュアル ISBN 9784904536506
著者名 友久久雄, 吉川悟編 出版社 遠見書房 出版年 2013
備考
メッセージ
キーワード
臨床心理士; 公認心理師; 実習; 医療・保健; 福祉; 教育; 病院; 保健センター; 小学校; 中学校; 特別支援学校; 附属臨床心理センター
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
臨床心理実習Ⅱ; 心理実践実習B
履修条件
連絡先
kasuga[at]yamaguchi-u.ac.jp(春日)
stk[at]yamaguchi-u.ac.jp(佐竹)
whiteowl[at]yamaguchi-u.ac.jp(恒吉)
*[at]を@に置き換えてください。
オフィスアワー
春日:
佐竹:水曜2コマ
恒吉:木曜5コマ

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