開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
火7~8
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2093000025
心理実践実習B
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春日 由美[KASUGA Yumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春日 由美 [KASUGA Yumi], 佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
学内相談機関における学内実習で担当した事例に関する検討(カンファレンス)を実施することにより,臨床心理実践において重要なケースのまとめ方やディスカッションの方法などについて学修することを目的とする。
また,毎回実施した面接についてスーパーヴァイズを受けることにより,臨床心理実践に求められる支援方法や多職種連携の具体を学修する。
授業の到達目標
1.心理に関する支援を要する者に関する知識及び技能を修得する。
2.心理に関する支援を要する者等の理解とニーズの把握ができる。
3.心理に関する支援を要する者へのチームアプローチができる。
4.多職種連携及び地域連携ができる。
5.職業倫理及び法的義務への理解ができる。
授業計画
【全体】
附属臨床心理センターにおいて実習学生が実施もしくは陪席した面接に関して,作成した資料をもとに相談内容を発表し,他の実習学生とともに検討を行いながら,教員の指導を受ける。また,来談ケースのニーズに合わせて実施した心理検査等についても検討する。資料の作成においては,各実習学生の臨床指導を行う臨床指導教員の指導を受ける体制とし,発表後の指導も適宜実施しながら,各実習学生の実践的技能の修得を目指す。
各回90分のカンファレンスを半期15回以上(期間中60回以上)実施する。
発表する事例がない場合は,発表者が選択した書籍や論文の紹介,または,面接技術に関する実習などを実施することもある。
SVに関しては,面接等を実施する度に受け,上記カンファレンスの資料等に関しても指導を受ける。
授業形態:複数
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ケースカンファレンス
附属臨床心理センターにおいて実施した面接について,作成した資料をもとに発表しディスカッションを行う。:春日,佐竹。
発表者は資料作成および実施後の資料修正、参加者は不明な点を自学復習する
原則として週に1回実施する
第2回
スーパーヴァイズ
附属臨床心理センターにおいて実施した面接について、毎回、臨床指導教員等にスーパーヴァイズを受ける。:春日,佐竹。
SV資料の作成、自学復習
面接実施ごとに毎回受ける
第3回
以下、30回目まで「ケースカンファレンス」および「スーパーヴァイズ」を同様に実施する。
以下、30回目まで「ケースカンファレンス」に出席し「スーパーヴァイズ」を受けることを繰り返す。:春日,佐竹。
ケースカンファレンスの場合には、発表者は資料作成および実施後の資料修正、参加者は不明な点を自学復習する。
スーパーヴァイズの場合は、SV資料の作成、自学復習する。
ケースカンファレンスは毎週1回出席し、スーパーヴァイズは面接実施ごとに毎回受けること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: 20% D: 40%
成績評価法
発表と質疑応答の内容(60%),ディスカッション(30%),その他受講態度等(10%)
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
事例検討会から学ぶ : ケースカンファランスをつくる5つのエッセンス
ISBN
9784772416269
著者名
渡邉素子 [ほか] 編著
出版社
金剛出版
出版年
2018
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習A); 臨床心理実習Ⅱ
履修条件
連絡先
kasuga[at]yamaguchi-u.ac.jp(春日)
stk[at]yamaguchi-u.ac.jp(佐竹)
*[at]を@に置き換えて利用してください。
オフィスアワー
春日:随時受け付けます。ただし事前にメールで確認をとること。
佐竹:水曜2コマ。事前にメール等にて連絡をすること。
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