開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~4
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2101000042
実証会計研究[Positive Accounting Research]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
岡田 隆子[OKADA Takako]
ー
担当教員[ローマ字表記]
岡田 隆子 [OKADA Takako]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
会計理論においては、財務会計情報に利害調整機能と意思決定支援機能という2つの役割を果たすことが期待されていると言われている。しかし、財務会計情報が現実にそのような役割を果たしているのか、情報利用者にとって有用であるのか否かは、実際に確かめてみなければわからない。実証会計の役割は、現実の財務データや株価データを用いた検証を行うことによって、一般に言われている理論が本当に正しいのか否かを確認し、理論の正当性を裏付けることにある。そのような実証会計において用いられる初歩的な分析手法や、初期の代表的な実証研究の内容、実証研究のリサーチ・デザインを支える経済的理論、などについて学習し、実証会計の知見を養ってもらうことが、この講義の目的である。
授業の到達目標
実証会計において用いられる初歩的な分析手法や、初期の代表的な実証研究の内容、実証研究のリサーチ・デザインを支える経済的理論、などについて学習し、実証会計の知見を養う。
授業計画
【全体】
テキストや論文を受講生に割り振り,それをレジュメにまとめたものを発表してもらい,内容についてのディスカッションを行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
科学としての会計学
オリエンテーション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第2回
推論規則
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第3回
利潤,所得と会計利益
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第4回
資本維持
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第5回
実現概念
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第6回
対応原則
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第7回
費用の期間配分
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第8回
会計規制
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第9回
Event StudyとRelevance Study
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第10回
会計情報と企業のファンダメンタルズ
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第11回
会計行動のインセンティブ
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第12回
会計発生高と利益マネジメント
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第13回
実証研究のための統計技法
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第14回
概念フレームワーク
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
第15回
会計基準のコンバージェンス
テキストの解説とプレゼン
ディスカッション
予習・復習 (学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 70%
成績評価法
授業内プレゼンテーション70% ディスカッション・ディベートへの参加30%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
初回講義時に相談して決定する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
アドバンスト財務会計第2版
ISBN
9784502475009
著者名
大日方隆
出版社
中央経済社
出版年
2013
備考
該当なし。
メッセージ
会計学,統計学,ファイナンス,経済学の基礎知識を習得していることを受講の前提要件とする。
状況により授業実施形態を変更する場合があるので,修学支援システムでメッセージや講義連絡を必ずチェックすること。
キーワード
財務会計,企業会計,実証会計
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
現代会計論研究,情報伝達と財務会計研究
履修条件
会計学,統計学,ファイナンス,経済学の基礎知識を習得していることを受講の前提要件とする。
連絡先
t-okada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前にメールでアポを取って下さい。
ページの先頭へ