タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木7~8 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2102000035 中国医療システム研究[Study on Chinese Health Care System] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
袁 麗暉[EN Reiki]
担当教員[ローマ字表記]
袁 麗暉 [EN Reiki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
1978年からスタートした中国の改革開放は、経済の目覚ましい発展をもたらしただけではなく、社会医療の面でも多くの変化をもたらした。改革開放までの都市部の公費医療、労働保険医療及び農村部の農村合作医療保険は、改革開放からの30年余りの試行錯誤を経て、都市部の住民基本医療保険、従業員基本医療保険、農村部の新型農村合作医療保険に変貌した。この講義では、医療経済学の基本理論を理解した上で、中国の医療システムに関する文献等の研究を通じ、中国医療システムの歴史と現状を把握し、医療経済学の視点から、計量経済の手法を用いて、いかに現実的な医療(制度)問題を分析するのかを理解し、社会医療問題における分析手法を身にづけることを目指す。
授業の到達目標
中国の医療改革の社会背景、過程を把握できる
テキストで紹介された計量経済の手法を理解できる
テキストの内容を熟読したうえ、担当した部分の内容をまとめて、分かりやすいPPT(WORD)を用いて発表できる
授業計画
【全体】
関連資料の講読を通じて本授業の一般目標を達成する
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 インストラクション 本授業の内容・進行方法・評価法を説明する 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第2回 報告と討論 公的医療保険制度とデータ 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第3回 報告と討論 中国医療制度改革の背景 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第4回 報告と討論 移行期の医療制度1 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第5回 報告と討論 移行期の医療制度2 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第6回 報告と討論 制度の実施と加入状況 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第7回 報告と討論 制度の問題点 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第8回 報告と討論 実証的研究1:加入行動の要因分析 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第9回 報告と討論 実証的研究2:加入行動が家計消費に与える影響 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第10回 報告と討論 実証的研究3:農村部での効果 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第11回 報告と討論 実証的研究4:男女別の分析 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第12回 報告と討論 実証的研究5:就業部門別の分析 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第13回 報告と討論 実証的研究6:地域別の分析 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第14回 報告と討論 今後の課題 次回の内容を予習し、発表者が発表用資料を作成する(望まれる課外学習時間:4h)
第15回 報告と討論 本授業のまとめ なし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
授業の出席状況、プレゼンの出来栄え、総合的に評価する
教科書にかかわる情報
備考
関連資料を随時配布する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
医療、医療保険、中国、計量モデル
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
ylhenrei@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
面談が必要なメールでアポを取ってください。

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