タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火11~12    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2111000001 人間文化・社会創造概説[Introduction to Human Culture and Social Innovation] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
有元 光彦[ARIMOTO Mitsuhiko]
担当教員[ローマ字表記]
有元 光彦 [ARIMOTO Mitsuhiko], 小山 虎 [KOYAMA Tora], 山本 冴里 [YAMAMOTO Saeri], 森 朋也 [MORI Tomoya], 山根 由美恵 [YAMANE Yumie], 松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie], 原田 拓馬 [HARADA Takuma], 白岩 洵 [SHIRAIWA Jun]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
複雑で変化のいちじるしい現代社会のうちに問題や可能性を見いだし、その背景要因や構造を明らかにし、問題を解決したり新しい価値や仕組みを創出したりするには、多様な専門分野間で連携し、その知を統合的に運用することが不可欠である。本講義では、共創科学専攻の4つの系それぞれの視点と方法に触れ、それら多様なアプローチを駆使して、課題を発見し、分析し、課題解決や価値提案に至る道筋を学修する。
授業の到達目標
共創科学専攻の多文化共生系、表象文化・デザイン系、人間社会・環境系それぞれの視点と方法に触れ、それら多様なアプローチを駆使して、課題を発見し、分析し、課題解決や価値提案に至る道筋を学修することができる。(DP1,DP2)
授業計画
【全体】
本授業の構成はオリエンテーション(初回)、多文化共生系(5回)、表象文化・デザイン系(1回)、人間社会・環境系(2回)で、マスタープラスの専門分野9分野のうち情報系を除く8分野の専門を網羅している。
なお,授業の順序は変更する可能性がある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 (1)ガイダンス
(2)言語学について
(1)本授業で学ぶべき知識・技能の概要説明
(2)言語学における研究について
言語学の研究方法について振り返り,小レポートを作成する(学修時間の目安:3時間) 授業担当:有元
第2回 ロボット・AIと現代社会 ロボット・AIと現代社会に関する哲学的・倫理的課題について概説する。 配布した講義資料を参考に予習を1時間、復習を3時間行う。 授業担当:小山
第3回 日本語教育ほか 多文化共生コースで開講される授業のなかで、日本語教育に直接的にかかわる内容を概観する。 2時間 授業担当:山本
第4回 環境と地域社会 地域社会と環境の関係を「コモンズ」の視点から読み解き、その持続可能性について議論していく。 (復習)講義で出てきた概念、理論についてノートにまとめておくこと。(宿題)指定された課題について次週までに提出すること(オンライン)。 授業担当:森
第5回 日本近現代文学の世界 夏目漱石「夢十夜」、川上弘美「百年」を比較し、共通点と相違点を通じて、人間の普遍性と時代の変化について捉える。 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上):具体的な内容は授業中に指示。 授業担当:山根
第6回 現代社会と法 法学的見地から現代社会の課題を発見、分析して解決の方向性を探る。 授業内容を復習した上で、レポート課題に取り組む(目安4時間)。 授業担当:松原
第7回 教育問題の探究 人間文化・社会創造の根幹をなす教育という営みにおいて、あらゆる教育問題がいかに構築され、いかに解消されていくのかを理論と事例にもとづき解説する。 振り返り(4時間以上) 授業担当:原田
第8回 日本歌曲黎明における諸課題 日本歌曲黎明における創作上の諸課題を概観し、言語と旋律について考える。 復習(4時間程度) 授業担当:白岩
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
各回で課される授業外の小レポートの総計(100%)で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。適宜プリントを配付する。
参考書にかかわる情報
備考
適宜授業中に紹介する。
メッセージ
第3回:日本語教育に興味のあるかた、ぜひおいでください。
キーワード
第2回:ロボット、AI、哲学、倫理
第3回:日本語教育・複言語教育・日本語コミュニケーション・社会言語学・第二言語習得・応用日本語学・異文化心理学
第4回:コモンズ、共有地の悲劇、コミュニティ、持続可能性
第5回:日本現代文学
第6回:現代社会、差別
第8回:歌唱、歌曲
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
第3回:複言語教育特論、日本語コミュニケーション特論、社会言語学特論、第二言語習得特論、応用日本語学特論・異文化心理学特論
第4回:地域コミュニティ政策特論
第6回:現代法特論
履修条件
連絡先
・授業全体に関すること:有元(arimoto@yamaguchi-u.ac.jp)
・各授業に関すること:各授業担当の教員
オフィスアワー
各授業担当の教員にメールのうえ,確認してください。

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