開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2111000002
文明と宗教特論[Advanced Studies in West Asian Civilization and Religion]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山本 孟[YAMAMOTO Hajime]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山本 孟 [YAMAMOTO Hajime]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業の目的は、古代中近東においていかに文明が起こり、文化が発展したのかについて、古代アナトリア(現在のトルコ)を視点に理解することをである。本授業では、主に古代メソポタミア・古代アナトリアの歴史にかんする概説の後、楔形文字粘土板に記された歴史的・宗教的内容の文書を読み解く。
授業の到達目標
本授業では、古代中近東における文明の成立と、その文化の変遷を理解する(DP2)。また、古代アナトリアのヒッタイト王国の歴史と文化を理解する(DP2)。そのために楔形文字粘土板に刻まれたさまざまな宗教的文書の内容を理解する(DP1)。本授業は、宗教的文書が周辺の地域・時代のさまざまな文化といかに関連するかを理解し、人類の歴史に位置づけられるようになることを目指す(DP3)。
授業計画
【全体】
本授業では、はじめに古代メソポタミアと古代アナトリアの歴史を解説し、その後紀元前2千年紀のアナトリアに成立したヒッタイト王国の歴史と文化を紹介する。その上で、この王国が残した楔形文字粘土板文書のうち、宗教に関わる文書、主に神話文書や儀礼文書の現代語訳を講読し、その内容の精査を通じて、古代文明においてどのように神々が認識され、また信仰されていたのかについて理解することを目指す。授業形態(単独)。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業の概要について説明し、古代中近東の歴史を概観する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第2回
古代メソポタミア
紀元前3千年紀から紀元前1千年紀にかけての古代メソポタミアの歴史と文化を概観する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第3回
古代アナトリアとヒッタイト王国
紀元前3千年紀から紀元前1千年紀にかけての古代アナトリアの歴史と文化を概観する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第4回
ヒッタイト王国の歴史と文化
紀元前2千年紀のアナトリアに存在したヒッタイト王国の歴史と文化を概説する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第5回
ヒッタイト王国が残した楔形文字粘土板文書
ヒッタイト王国が残した歴史・宗教に関わる楔形文字粘土板文書について紹介する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第6回
ヒッタイトの神話文書
ヒッタイト王国が残した神話文書とそのあらすじを紹介する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第7回
神話文書の講読①
ヒッタイト王国が残した神話文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第8回
神話文書の講読②
ヒッタイト王国が残した神話文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第9回
神話文書の講読③
ヒッタイト王国が残した神話文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第10回
神話文書の講読④
ヒッタイト王国が残した神話文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第11回
神話文書の講読⑤
ヒッタイト王国が残した神話文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第12回
祭儀文書の講読①
ヒッタイト王国が残した祭儀文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第13回
祭儀文書の講読②
ヒッタイト王国が残した祭儀文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第14回
祭儀文書の講読③
ヒッタイト王国が残した祭儀文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
第15回
祭儀文書の講読④
ヒッタイト王国が残した祭儀文書の一つの現代語訳を講読する。
配布した講義資料や参考書を参照し、準備学習2時間と復習2時間以上、行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: 30%
成績評価法
授業内レポート50%、期末レポート50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ヒッタイトの歴史と文化 : 前2千年紀の忘れられた帝国への扉
ISBN
4863760884
著者名
ビリー・ジーン・コリンズ著 ; 山本孟訳
出版社
リトン
出版年
2021
備考
授業中に(配布プリントを通して)紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
hajimey@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日(13時以降)
ページの先頭へ