タイトル

開講年度 開講学部等
2026 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水3~4   3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2111000045 エスノメソドロジー特論[Advanced Ethnomethodology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
秋谷 直矩[AKIYA Naonori]
担当教員[ローマ字表記]
秋谷 直矩 [AKIYA Naonori]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、エスノメソドロジーの基本的な考え方と分析方法の基礎を習得することを目的とする。エスノメソドロジーとは、人びとがいかなる知識と方法を用いて社会秩序を達成しているのかを探求する社会学の一潮流である。方法としては会話分析や成員カテゴリー分析、概念分析などがあるが、それぞれは重なりあっており、相互に排他的ではない。エスノメソドロジーは社会学に起源を持つが、社会学の枠を超えて言語学、認知科学、科学技術論、情報学など学際的に展開している。こうした展開を念頭におきながら、本講義では、エスノメソドロジーの基本的な考え方と実践について学ぶ。
授業の到達目標
社会学の一潮流であるエスノメソドロジーの基本的な考え方を学び(DP2)、それを基盤として具体的な研究方法(会話分析など)を身につけ(DP1)、自身でデータ収集・分析ができようになる(DP3)。
授業計画
【全体】
第1回は、授業のガイダンスを行う。
第2〜8回は、エスノメソドロジーの研究論文または専門書を講読する。講読対象とする文献は、(1)会話分析の有名文献、(2)担当教員の関心に即して作成したリーディングリスト、(3)受講者の関心・専門に関連した論文・書籍、(4)エスノメソドロジーもしくは会話分析の教科書のいずれかから受講者と相談のうえ決める。
第8〜15回は、具体的なデータ分析のトレーニングとして担当教員が提供するデータを用いたデータセッションを行うほか、授業担当者の実践を事例に、エスノメソドロジー研究の進め方について説明する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 本授業の狙い・内容・スケジュールの説明
講読文献の決定
事前学習課題(2時間)
第2回 エスノメソドロジー研究を行うための準備(1) 文献の講読を通してエスノメソドロジーにおける「社会秩序」の考え方について学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第3回 エスノメソドロジー研究を行うための準備(2) 文献の講読を通して、社会秩序の問題を考える際に、エスノメソドロジー的相互行為分析する必要があることを学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第4回 エスノメソドロジー研究を行うための準備(3) 文献の講読を通して、エスノメソドロジー的相互行為分析の基本的な考え方を学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第5回 エスノメソドロジー研究を行うための準備(4) 文献の講読を通して、エスノメソドロジー的相互行為分析の基本的なやり方を学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第6回 エスノメソドロジー研究の具体例の検討(1) 具体的な研究事例の検討を通して、成員カテゴリーの働きに注目したエスノメソドロジー研究の考え方・方法について学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第7回 エスノメソドロジー研究の具体例の検討(2) 具体的な研究事例の検討を通して、概念分析としての相互行為分析の基本的な考え方・方法について学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第8回 エスノメソドロジー研究の具体例の検討(3) 具体的な研究事例の検討を通して、マルチモーダル相互行為分析の基本的な考え方・方法について学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第9回 データセッション(1) 担当教員が提供するデータを皆で分析し議論するワークを行う。この回では、データセッションのやり方についても学ぶ。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第10回 データセッション(2) 担当教員が提供するデータを皆で分析し議論するワークを行う。提供するデータは日常会話場面を予定している。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第11回 データセッション(3) 担当教員が提供するデータを皆で分析し議論するワークを行う。提供するデータは制度的場面を予定している。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第12回 データセッション(4) 担当教員が提供するデータを皆で分析し議論するワークを行う。提供するデータはメディアトークを予定している。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第13回 エスノメソドロジー研究の実践(1) 担当教員の実践を事例に、エスノメソドロジー研究の調査方法について紹介する。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第14回 エスノメソドロジー研究の実践(2) 担当教員の実践を事例に、エスノメソドロジー研究の分析方法について紹介する。 本日の講義の復習(2時間)事前学習課題(2時間)
第15回 エスノメソドロジー研究の実践(3) 担当教員の実践を事例に、エスノメソドロジー研究の論文執筆の方法について紹介する。 総復習課題(8時間)
第16回 予備回 必要に応じて、追加説明が必要なトピックを扱う。 本日の講義の復習(1時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の予習・復習課題で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック ISBN 9784788517943
著者名 山崎敬一 [ほか] 編 出版社 新曜社 出版年 2023
参考書 書名 ハロルド・ガーフィンケル : エスノメソドロジーの誕生と社会学のあゆみ ISBN 9784788518445
著者名 ダーク・フォン・レーン著 ; 荒野侑甫 [ほか] 訳 出版社 新曜社 出版年 2024
参考書 書名 会話分析入門 ISBN 9784326602964
著者名 串田, 秀也,平本, 毅,林, 誠, 言語学,串田秀也, 平本毅, 林誠 著 出版社 勁草書房 出版年 2017
参考書 書名 エスノメソドロジー : 人びとの実践から学ぶ ISBN 9784788510623
著者名 前田泰樹, 水川喜文, 岡田光弘編 出版社 新曜社 出版年 2007
備考
メッセージ
本講義は日本語で実施します。
キーワード
エスノメソドロジー 会話分析 相互行為
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
日本語会話データを理解できる言語運用能力を必要とする。
連絡先
akiya[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。事前にアポを取ってもらえると助かります。

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