タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木7~8   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2112000004 応用日本語学特論[Advanced Applied Japanese Linguistics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
難波 えみ[NAMBA Emi]
担当教員[ローマ字表記]
難波 えみ [NAMBA Emi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
多文化共生社会の到来により、外国人に対する日本語教育のニーズがある。また同時に、日本語を分析でき、他者に適切に教授できる人材も求められるようになった。そこで、本講義では、現代日本語の言語的性質を深く理解し、データを分析できる能力を身につけることを目的に講義を展開する。講義では、主に語彙と文法を対象とし、特定のテーマについての基礎知識および関連する日本語学の文献を読み、実際にデータを観察する。そして、基本的知識および分析力を身につけた上で、言語教育への応用を検討する。なお、講義内では言語教育や心理言語学などの文献も扱い、言語に対して多面的に理解を深める予定である。言語を講義の後半には、受講者の関心に即し、日本語学の知見を言語教育にどのように応用・活用できるかを議論する。
授業の到達目標
言語教育への応用に向けて指導をデザインできる。(DP1、DP3)
日本語文法や語彙の仕組み、および諸現象を分析できる。(DP2)
授業計画
【全体】
前半は語彙、後半は文法に関する文献を読んだうえで、対象としたトピックに関する理解を深め、議論を行う。学期の最後には、受講者の関心に合わせたトピックを用い、言語教育への応用を検討する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 語彙に関する基礎的理解 日本語の語彙に関する基本的事項を理解する。 3時間
第2回 語彙に関する論文講読① 語彙に関する研究論文に基づき、実際にデータを観察する。 3時間
第3回 語彙に関する論文講読②
語彙に関する研究論文に基づき、実際にデータを観察する。 3時間
第4回 語彙に関する言語教育の論文講読① 語彙に関する言語教育や実践に関する論文に基づき、議論する。 3時間
第5回 語彙に関する言語教育の論文講読② 語彙に関する言語教育や実践に関する論文に基づき、議論する。 3時間
第6回 語彙指導への応用の検討 語彙指導場面における語彙研究の知見の応用可能性を検討する。 3時間
第7回 文法に関する基礎的理解 日本語の文法に関する基本的事項を理解する。 3時間
第8回 文法に関する論文講読① 文法に関する研究論文に基づき、実際にデータを観察する。 3時間
第9回 文法に関する論文講読② 文法に関する研究論文に基づき、実際にデータを観察する。 3時間
第10回 文法に関する言語教育の論文講読① 文法に関する言語教育や実践に関する論文に基づき、議論する。 3時間
第11回 文法に関する言語教育の論文講読② 文法に関する言語教育や実践に関する論文に基づき、議論する。 3時間
第12回 文法指導への応用の検討 文法指導場面における文法研究の知見の応用可能性を検討する。 3時間
第13回 受講者の関心に合わせたトピックに基づく議論 受講者が提起した事項について、その言語的性質を理解し、言語教育場面への応用を検討する。 3時間
第14回 受講者の関心に合わせたトピックに基づく議論 受講者が提起した事項について、その言語的性質を理解し、言語教育場面への応用を検討する。 3時間
第15回 受講者の関心に合わせたトピックに基づく議論、総括 受講者が提起した事項について、その言語的性質を理解し、言語教育場面への応用を検討する。
講義全体を総括する。
3時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: --% D: 20%
成績評価法
授業内での発表(30%)および期末レポート(70%)により評価を行う。
5回以上の欠席は欠格となります。
教科書にかかわる情報
備考
授業内で文献を指示します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
日本語そのものや言語教育に関心があること、また、専門的な文献(日本語)を読んで理解できることが必要です。
キーワード
日本語学 日本語 応用
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
難波えみ(e-namba@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
随時対応します。まずはメールでご連絡ください。

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