開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月3~4
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2112000005
複言語教育特論[Plurilingual and Intercultural Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山本 冴里[YAMAMOTO Saeri]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山本 冴里 [YAMAMOTO Saeri]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、複言語使用、複言語主義、複文化主義などの概念の理解からはじめ、なぜ、特定の一言語の教育ばかりではなく「複言語レパートリーを育てる」複言語教育が必要なのかということについて、講義する。また、複言語使用を分析する手法や、複言語教育の様々なアプローチについて講義する。そのうえで、受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するか/どのように複言語教育が実現可能なのかということについて議論する。
授業の到達目標
複言語使用を捉えるための基本的な概念について説明できる(DP2)。複言語使用を分析する手法について、そのいくつかを理解し、説明できる(DP2)。複言語教育の様々なアプローチについて、基本的なところを理解し、説明できる(DP2)。受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するか/どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、問題意識を明確にしながら、誠実に議論に取り組むことができる(DP2)。
授業計画
【全体】
第1週に、オリエンテーションを行い、複言語使用を捉えるための基本的な概念について説明する。第2週から第4週に、複言語使用を分析する手法について、そのいくつかを提示し、実践的な体験の機会を提供する。第5週から第6週に、複言語教育の様々なアプローチのうち幾つかについて説明する。第7週から第14週では、受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するか/どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、議論する。第15週で振り返りを実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
複言語使用を捉えるための基本的な概念
オリエンテーションを行い、授業の進め方、成績評価の方法等について提示する。
複言語使用を捉えるための基本的な概念を説明する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
複言語使用を分析する手法
複言語使用を分析するための手法を提示し、実践的に分析してみる機会を提供する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
複言語使用を分析する手法
複言語使用を分析するための手法を提示し、実践的に分析してみる機会を提供する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
複言語使用を分析する手法
複言語使用を分析するための手法を提示し、実践的に分析してみる機会を提供する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
複言語教育の様々なアプローチ
複言語教育の様々なアプローチの幾つかについて、実際の教材等を提示しながら説明する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
複言語教育の様々なアプローチ
複言語教育の様々なアプローチの幾つかについて、実際の教材等を提示しながら説明する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
複言語使用状況の分析
受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
複言語使用状況の分析
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
複言語使用状況の分析
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
複言語使用状況の分析
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語使用状況を分析するかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
複言語教育の実現へ
受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
複言語教育の実現へ
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
複言語教育の実現へ
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
複言語教育の実現へ
引き続き受講者のそれぞれが関心を持つ具体的な環境において、どのように複言語教育が実現可能なのかということについて、議論する。
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
振りかえり
全体の振りかえりを行う
最終レポート作成(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 40% C: 20% D: 10%
成績評価法
毎週の小課題(40%)および最終レポート(60%)で成績を評価する。3回以上の正当な理由をともなわない欠席は欠格とする。
教科書にかかわる情報
備考
資料を配付する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
複言語教育の探究と実践
ISBN
9784874249420
著者名
西山教行, 大山万容編
出版社
くろしお出版
出版年
2023
参考書
書名
多言語化する学校と複言語教育 : 移民の子どものための教育支援を考える
ISBN
9784750353937
著者名
大山万容, 清田淳子, 西山教行編著 ; 浜田麻里 [ほか著]
出版社
明石書店
出版年
2022
参考書
書名
複数の言語で生きて死ぬ
ISBN
9784874248904
著者名
山本冴里編
出版社
くろしお出版
出版年
2022
参考書
書名
Plurilingual education in a monolingualised nation : exploring new frontiers in language teaching in Japan
ISBN
9781800417694
著者名
Daniel Roy Pearce
出版社
Multilingual Matters
出版年
2025
備考
その他、適宜、読むべき論文等を指定する。
メッセージ
人間の言語使用について深く考え、議論したい方、履修してください。
キーワード
複言語教育、公正、多言語、複言語主義、translanguaging
持続可能な開発目標(SDGs)
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
saeri_y@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日12:00-13:00
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