開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
5.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2112000019
健康環境学特論[Advanced Health and Environmental Studies]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
上田 真寿美[UEDA Masumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
上田 真寿美 [UEDA Masumi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代の健康に関する課題は,疾病・けがの予防や治療といった従来の形にとどまらず,人それぞれが自身の状況・状態の中で「より良い社会生活を送るための何か」が求められている。
本授業は,人が生涯を健康で豊かに生きがいをもって過ごすことができるための環境のあり方について学ぶ。授業形態は講義を主とする。人の乳幼児から高齢者に至るライフステージの健康環境,特に女性を取り巻く環境が健康に及ぼす影響について,心理・行動の特徴も含めて考察する。そしてそこに生じている問題を抽出,その課題を分析・総合し,適切な対応や理想的な環境のあり方,さらに将来に向けて実現すべき健康支援の方向性を探索するなどの問題解決能力を養うことを目標とする。
授業の到達目標
1.我々の生活における健康科学(環境・行動)の意義を説明することができる(DP1)。
2.疾病と生活習慣の関係について説明できる(DP1)。
3.疾病と環境の関係について説明できる(DP1)。
4.健康に対する生活習慣(運動、栄養、休養)や環境整備の有効性について説明できる(DP1)。
5.日本及び諸外国のヘルスシステムについて説明できる(DP2)。
6.健康に関する行動変容の意義や具体的な方法について説明、提案できる(DP3)。
授業計画
【全体】
前半は健康、疾病、環境、行動についてその概要を学ぶ。その後、わが国及び諸外国の健康政策、ヘルスケアシステム、教育を取り上げる。
後半はそれらにかかわるモデルや具体的事例を学び、それらの問題点、課題を挙げる。それらを展開する中で、解決策や施策案等を作成し、発表する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
講義の目標と進め方、シラバスの、説明成績評価の方法等
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
健康、疾病、環境、行動とは
健康、疾病、環境、行動とは何か、その意味と関連事項について
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
健康の概念の変遷
健康の概念の変遷、歴史
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
ヘルスサポートとヘルスケアシステム
我が国と諸外国のヘルスサポートとヘルスケアシステムの特徴、違い、課題
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
ヘルスケア・システムと健康教育
我が国と諸外国のヘルスケアシステムの教育方法等
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
健康政策と健康教育
我が国と諸外国の健康政策の概要・変遷と、その教育について
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
健康環境とは
健康に関連する環境の概要
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
健康環境に関するモデル
健康環境に関する研究モデルの紹介
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
健康行動とは
健康に関する行動の概要
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
健康行動に関するモデル
健康行動に関する研究モデルの紹介(行動変容モデル等)
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
健康習慣の形成と環境
健康に関する習慣の形成と環境についての概要
(各ライフステージや性別等の特徴)
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
健康行動・環境と疾病予防Ⅰ(運動・食行動)
疾病予防に関する具体的な健康行動・環境について
(運動・食行動)
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
健康行動・環境と疾病予防Ⅱ(休養・睡眠)
疾病予防に関する具体的な健康行動・環境について
(休養・睡眠)
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
健康行動・環境と疾病予防Ⅲ(嗜好品:飲酒・喫煙)
疾病予防に関する具体的な健康行動・環境について
(嗜好品:飲酒・喫煙)
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
総括・発表
これまで学んだことの総括と発表。
最終レポート課題「健康を支える環境づくり」の説明
授業計画に沿って予習・復習を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 35%
成績評価法
授業及び授業外で課すレポート(45%)、及び授業内でのプレゼンテーション(35%)が大きな評価対象となる。
出席の上、積極的なディスカッションが授業態度・授業への参加度の評価(20%)に影響する。
出席は欠格条件とする(2/3以上)。
教科書にかかわる情報
備考
資料を配布します
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
PC必携です。
キーワード
健康、行動、環境
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
連絡先
masumi-u@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月~金の昼休み
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