タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2112000032 知的財産特論[Advanced Intellectual Property] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
木村 友久[Tomohisa KIMURA]
担当教員[ローマ字表記]
木村 友久 [Tomohisa KIMURA]
特定科目区分   対象学生 人間社会科学研究科(社会人) 対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
21世紀の持続的発展可能な社会を築くためには、イノベーションが必要とされています。科学技術をベースにするイノベーションを実現するには、研究者の知的活動を権利として保護・活用する必要があります。知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権)などはイノベーション創出で大事な役割を果たします。本講義では、これらの知的財産権について学びます。
e-learning形式で授業を進めて、8回分のレポート提出(木村宛のメール添付で提出)で評価します。
e-learningサイトは下記のアドレスです。2025年10月1日から配信を開始します。
https://www.kim-lab.info/domescon/2025aftg_el/2025aftg_a.html
授業の到達目標
知的財産全般の概要を理解するとともに、知的財産の検索と分析能力を養い、受講生の今後の活動で知的財産を戦略的に活用する基礎的な能力を獲得する。
授業計画
【全体】
本講義では、知的財産権の概要を事例をもとに講述するとともに、実社会で行っている事例をもとに知財の観点から問題があるか(気づき)、法的に違法性があるか(見つける)、どのように対応したらよいか(見極める)など、知的財産の総合的な観点からの演習等を行います。また特許制度について詳しく解説すると共に、特許情報へのアクセスと調査・分析についても紹介し、受講者が行っている自身の研究テーマに関して特許情報の調査・分析を行います。論文情報だけでなく、特許情報を調べることは、受講者自身の大学院での研究活動にプラスになります。また研究倫理と知的財産の関係について考え、特に著作権法の観点からみた研究倫理について概説します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
知的財産権の全体像~産業財産権~
講義概要・全体スケジュールについて説明します。
知的財産権のうち産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)について概説します。
web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第2回 著作権① 著作物の定義、著作者の権利概論。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第3回 著作権② 著作者人格権、著作権、著作隣接権、出版権。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第4回 著作権③ 著作権の権利制限、知財権の原始的取得者とオーサーシップ、引用の作法、学会の投稿規定と権利関係、研究ノート。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第5回 特許制度 特許制度の目的、特許出願から権利取得までの流れ、特許取得要件、新規性喪失の例外、発明の把握、特許発明の技術的範囲の解釈。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第6回 特許情報の検索と理解 特許検索システムの使い方、特許情報の解釈と整理を扱います。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第7回 意匠制度 意匠制度の目的、意匠出願から権利取得までの流れ、意匠登録要件、新意匠権の効力範囲。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
第8回 商標制度 商標制度の目的、商標出願から権利取得までの流れ、商標登録要件、商標権の効力範囲。 web配布した講義資料を参照し準備学習1時間と復習1時間を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 30% D: 10%
成績評価法
各授業時間で提出する小テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
e-learningサイトは下記のアドレスです。
https://www.kim-lab.info/domescon/2025aftg_el/2025aftg_a.html
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
知的財産権、発明、特許、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)、特許公報、イノベーション、研究開発、著作権、研究倫理
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
kimlab01@gmail.com
オフィスアワー
東京で勤務しています、メールでお問い合わせください。

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