タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定,木13~14   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3151600015 看護学研究方法特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田戸 朝美[TADO Asami]
担当教員[ローマ字表記]
田戸 朝美 [TADO Asami], 村上 京子 [MURAKAMI Kyoko], 伊東 美佐江 [ITO Misae], 牛尾 裕子 [USHIO Yuko], 下川 元継 [SHIMOKAWA Mototsugu], 沓脱 小枝子 [KUTSUNUGI Saeko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
高度実践看護師のための科学的探索における看護研究の意義を踏まえ、代表的な研究デザイン及びその特徴を教授する。また、文献検索、研究における倫理的配慮、研究計画書の作成、論文の構成と成果公表について教授し、高度実践の場における看護職としての専門知識・技術の向上や開発を図るための基本的姿勢が身につくようにする。
授業の到達目標
1.代表的な研究デザインとその特徴、具体的な看護研究方法について理解することができる。
2.倫理的配慮を含む研究計画書のコンテンツを理解し、研究目的を果たすための適切な研究計画書の作成に必要な知識を学ぶことができる。
3.研究成果をまとめ、公表する方法を学ぶことができる。
4.高度実践の場で看護職としての専門知識・技術の向上や開発を図るための基本的姿勢を身につけることができる。
授業計画
【全体】
高度実践看護師のための科学的探索における看護研究の意義を踏まえ、代表的な研究デザイン及びその特徴を教授する。また、文献検索、研究における倫理的配慮、研究計画書の作成、論文の構成と成果公表について教授し、高度実践の場における看護職としての専門知識・技術の向上や開発を図るための基本的姿勢が身につくようにする。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 看護研究概論 ・リサーチクエスチョン、研究目的、意義、科学的探索方法
・論文の構成と研究成果の公表
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第2回 文献検索の方法と論文の読み方 ・看護研究に必要な文献検索方法
・クリティークの方法と実際
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第3回 研究の進め方と研究計画書1 ・研究デザインと研究方法
・研究計画と研究の工程
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第4回 研究の進め方と研究計画書2 ・概念枠組みの設定と研究方法の検討
・研究倫理
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第5回 量的研究 ・質問紙調査法
・尺度開発と尺度の信頼性/妥当性
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第6回 量的研究 ・疫学研究・質問紙調査研究の文献クリティーク
・グループ発表
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第7回 統計学の基礎 統計学の基礎 授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第8回 サンプルサイズ サンプルサイズ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第9回 実験研究 ・実験研究デザインの特徴と種類
・実験研究デザインにおける分析方法
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第10回 実験研究 ・無作為臨床試験、準実験研究の文献クリティーク
・グループ発表
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第11回 質的研究1 ・質的方法論の意義と特性 授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第12回 質的研究2 ・データ収集方法、分析方法  授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第13回 質的研究3 ・質的研究の評価方法                                                                                                        ・質的研究の文献クリティーク 授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第14回 研究計画書の作成1 ・各自のテーマについての研究背景(文献レビュー)と研究計画書の作成
・研究計画のプレゼンテーション
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第15回 研究計画書の作成2 ・各自のテーマについての研究背景(文献レビュー)と研究計画書の作成
・研究計画のプレゼンテーション
授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
第16回 まとめ まとめ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:1時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
授業内のプレゼンテーション、課題、ディスカッションで評価します。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 バーンズ&グローブ看護研究入門 : 評価・統合・エビデンスの生成  ISBN 9784860347949
著者名 バーンズ&グローブ 出版社 MEDSI 出版年 2023
教科書 書名 ISBN
著者名 出版社 エルゼルビアジャパン 出版年 2015
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 医学的研究のデザイン第5版 ISBN 9784815731151
著者名 木原雅子訳 出版社 東京 : メディカル・サイエンス・インターナショナル 出版年 2024
参考書 書名 看護研究 第2版 原理と方法()  ISBN 9784260005265
著者名 出版社 医学書院 出版年
参考書 書名 統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい ISBN 9784774131900
著者名 出版社 技術評論社 出版年
参考書 書名 統計学がわかる : アイスクリームで味わう、"関係"の統計学 回帰分析・因子分析編 ISBN 9784774137070
著者名 出版社 技術評論社 出版年
参考書 書名 質的研究を科学する ISBN 9784260012089
著者名 高木廣文 出版社 医学書院 出版年
備考
フリック 質的研究入門 <人間の科学>のための方法論(春秋社) 
メッセージ
キーワード
看護研究、研究方法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
田戸研究室 asamik[at]yamaguchi-u.ac.jp
[at]を@に変換してください。
オフィスアワー
平日に各該当教員に相談等をして下さい。

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