タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火9~12   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3151600111 医療行動科学特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
安達 圭一郎[ADACHI Keiichiro]
担当教員[ローマ字表記]
安達 圭一郎 [ADACHI Keiichiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
臨床心理士(公認心理師)として心理臨床経験を持つ教員が講義を担当する。講義では,科学的に有効性が証明された行動科学の諸理論について理解を深め,病気を持つ人のケアや健康支援の在り方を全人的医療の観点から深く探求する。加えて,こうした知見を実際の研究や実践に応用するための方法について学ぶ。
授業の到達目標
医療行動科学を支える理論と方法について理解を深め,実践と研究の実際を探求する
授業計画
【全体】
さまざまな疾患の予防と治療には,健康を維持増進させるための行動が欠かせない。科学的根拠のある健康行動理論を紹介し,臨床への応用,研究への応用という観点から理解を深める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 科学的根拠のある健康行動理論とは 客観的に対象を理解し,医療者が共通の言葉で介入の方途を立案し実践に移すことの意義について学ぶ 紹介した論文の復習。(4時間)
第2回 健康信念(Health Berief)モデルの紹介 健康信念(Health Berief)モデルについて学ぶ テキストと文献の復習。(4時間)
第3回 健康信念(Health Berief)モデルを用いた研究例 論文を輪読する とりあげた論文の復習,次回講義のためのテキストを用いての予習。(4時間)
第4回 変化のステージ(Stage and Processes of Self-change)モデルの紹介 変化のステージ(Stage and Processes of Self-change)モデルについて学ぶ テキスト文献の復習。(4時間)
第5回 変化のステージ(Stage and Processes of Self-change)モデルを用いた研究例 論文を輪読する とりあげた論文の復習,次回講義のためのテキストを用いての予習。(4時間)
第6回 計画された行動(Theory of Planned Behavior)モデルの紹介 計画された行動(Theory of Planned Behavior)モデルについて学ぶ テキスト文献の復習。(4時間)
第7回 計画された行動(Theory of Planned Behavior)モデルの紹介 論文を輪読する とりあげた論文の復習,次回講義のためのテキストを用いての予習。(4時間)
第8回 自己効力感(Self Efficacy)とは 自己効力感(Self Efficacy)について学ぶ テキスト文献の復習。(4時間)
第9回 自己効力感(Self Efficacy)とは 文献を輪読する とりあげた論文の復習,次回講義のためのテキストを用いての予習。(4時間)
第10回 ストレスとストレスコーピング研究の紹介 文献を輪読する とりあげた論文の復習,関連論文の検索と読解を通して理解の深化を図る。(4時間)
第11回 ストレスとソーシャルサポート研究の紹介 文献を輪読する とりあげた論文の復習,関連論文の検索と読解を通して理解の深化を図る。(4時間)
第12回 医療における健康行動理論の応用① 心理測定尺度の開発 要点の振り返りと小レポートの作成。(4時間)
第13回 医療における健康行動理論の応用② 心理測定尺度を用いた研究法 要点の振り返りと小レポートの作成。(4時間)
第14回 医療における健康行動理論の応用③ 研究成果の実践への応用 要点の振り返りと小レポートの作成。(4時間)
第15回 医療行動科学を学ぶ意義 臨床場面への応用について意見を出し合う 要点の振り返りと具体的な介入技法の提案。(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: 10% D: 60%
成績評価法
講義内の課題提出,ディベートの参加態度,期末レポートで評価する
教科書にかかわる情報
教科書 書名 健康行動理論の基礎 ISBN 9784263710685
著者名 松本千秋 出版社 医歯薬出版 出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
国内外にある行動科学,臨床心理学に関する実証論文に積極的にチャレンジしてほしい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
安達 adachi13@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(事前にメールで連絡をしてください)

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