開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定,金11~12
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3151600113
看護教育学特論[Nursing Education Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
田中 愛子[TANAKA Aiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
田中 愛子 [TANAKA Aiko], 相楽 章江 [SAGARA Akie]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義は、高度実践看護師のための看護の継続教育に関する知識と技術を教授する科目である。その展開方法として、看護教育の理解に必要な看護教育課程、教育方法、看護教育の歴史、諸外国の看護教育の現状を概観する。その上で、看護職への教育的働きかけが、看護の質を高めるように機能するための看護教育の知識と技術を教授する。また、看護継続教育の現状と課題、現任教育における教育支援の展開方法、教育環境づくり、看護職としてのキャリア開発に関する知識や技術に関して教授する。
授業の到達目標
高度実践看護師が看護教育を理解する上で必要な看護教育課程、教育方法、看護教育の歴史や現状、諸外国の看護教育の現状について理解する。
看護継続教育の現状と課題が明確になるように検討できる。
看護職者に合わせた教育支援を展開できるように考察する。
看護専門職としてのキャリア開発と自己教育力の在り方を見出せる。
授業計画
【全体】
本科目は、3人の講師がオムニバス方式で高度実践看護師のための看護の継続教育に関する知識と技術を展開する。一部オンライン授業になることもあります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
本科目のねらい、意義、学習方法、高度実践看護師のための看護教育と看護学教育、看護継続教育について講義を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第2回
高度実践看護師のための看護教育の歴史とその変遷、看護教育課程
高度実践看護師のための看護教育の歴史とその変遷、看護教育課程について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第3回
高度実践看護師のための看護教育制度
高度実践看護師のための看護教育制度と看護基礎教育・看護継続教育(卒後教育、現任教育)との関連について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第4回
高度実践看護師のための看護継続教育の展開に必要な学習理論
高度実践看護師のための看護継続教育の展開に必要な学習理論(成人学習理論、リフレクション、ポートフォリオ他について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第5回
高度実践看護師のための看護継続教育における範囲と基準(1)
高度実践看護師のための看護継続教育における範囲と基準について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第6回
高度実践看護師のための看護継続教育における範囲と基準(2)
高度実践看護師のための看護継続教育における範囲と基準について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第7回
現任教育の実態と展開例(1)
基本的な教育活動のプロセス、運営組織、活動計画、担当者の役割、評価について講義をし、討議を行う。
藤井 聡美 先生
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第8回
現任教育の実態と展開例(2)
病院の教育理念と院内教育の現状と課題について講義をし、討議を行う。
藤井 聡美 先生
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第9回
現任教育における教育の展開(3)
新人看護職員および中堅職員の教育・支援の実態と課題の抽出について演習を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第10回
現任教育における教育の展開(4)
(3)を踏まえた教育プログラムを一部作成し、発表し討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第11回
専門看護師の看護実践と教育実践
CNSの看護活動から見た看護ケアの質を高めるための教育環境づくりと人材育成の課題について講義をし、討議を行う。
相楽章江先生
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第12回
専門看護師に求められる自己教育力と裁量
専門看護師に求められる自己教育力と裁量について講義をし、討議を行う。
相楽章江先生
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第13回
諸外国の看護教育と高度実践看護師の活動
諸外国の看護教育と高度実践看護師の活動について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第14回
看護職のキャリア開発と自己省察、自己教育力、自己研鑽
看護職のキャリア開発と自己省察、自己教育力、自己研鑽について講義をし、討議を行う。
課題は別途指示します。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第15回
トピック(看護基礎教育と継続教育に関すること)
コロナ禍で、看護教育方法も変化した。シミュレーション教育・オンライン教育等の新たな教育方法を活用した看護教育の在り方を模索する。また、新人教育への活用法と、支援の方法を検討する。
臨地実習が代替実習となった報告書や資料を検索し、どのような方法が行われているのか情報収集する。
第16回
まとめ
これからの看護継続教育における課題と展望に焦点をあてた討論とまとめを行う。
最終レポートの準備をしてください。授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: --% D: 10%
成績評価法
授業内レポート40% 課題40% プレゼンテーション20%
教科書にかかわる情報
備考
授業の中で提示する。
参考書にかかわる情報
備考
授業の中で提示する。
メッセージ
看護教育に興味関心のある学生の皆さんは、是非履修してください。
キーワード
看護基礎教育、看護生涯教育、看護卒後教育、看護教育制度、看護教育の変遷、キャリア開発
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
田中愛子 aitanaka@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日:17:50~19:20
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