タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木11~12,水1~2   8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3151600216 母性看護学特論[Advanced Lecture on Maternity Nursing] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
伊東 美佐江[ITO Misae]
担当教員[ローマ字表記]
伊東 美佐江 [ITO Misae], 亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], 河本 恵理 [KAWAMOTO Eri]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
母性看護学領域においては、リプロダクティブヘルス/ライツの観点に立って看護を実践し研究を進めることが求められている。女性のライフサイクル各期における健康問題及び新生児の特性ならびに健康問題、その社会文化的背景を概説し、看護を実践するために必要な諸理論と援助法について教授する。
本講義は、助産師として実務経験を有する教員が担当し、臨床を踏まえながら講義する。
授業の到達目標
①女性のライフサイクル各期における健康問題及び新生児の特性ならびに健康問題を理解する。
②母性看護を実践するために必要な諸理論と概念を理解する。
③看護を実践するために必要な援助法について理解する。
授業計画
【全体】
女性のライフサイクル各期における健康問題及び新生児の特性ならびに健康問題を概説し、看護を実践するために必要な諸理論と援助法について教授する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション、母性看護学・助産学領域における主要な概念と理論 オリエンテーション
母性看護学・助産学領域における主要な概念と課題
受講生の関心のある領域の課題を調べる。プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第2回 女性の健康における主要な概念と理論 女性の健康における主要な概念と課題 プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第3回 女性、母子を取り巻く社会、文化、環境 女性、母子を取り巻く社会、文化、環境の現状と健康に影響を及ぼす要因 プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第4回 女性に対する医療における倫理的課題と意思決定支援 医療における倫理的課題と対応策
医療における意思決定支援上の課題と概念枠組み
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第5回 母子関係1 母子関係理論
ボウルビー、ウイニコット
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業外学習の目安は授業前後それぞれ2時間である。
第6回 母子関係2 母親の養育態度が子どもの成育に及ぼす影響

プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第7回 母子関係3 子どもの発達と母親の発達 プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第8回 女性のライフサイクル各期における健康問題 学生個々の興味ある女性のライフサイクル各期における健康課題の討議 プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第9回 リプロダクティブヘルス/ライツの諸問題と課題 女性と男性とリプロダクティブヘルス
世界におけるリプロダクティブヘルス/ライツの諸問題
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第10回 女性の健康とセクシュアリティ、ヘルスプロモーション 多様な性と健康問題
性感染症
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第11回 メンタルヘルスと育児に関する研究の動向 メンタルヘルスと育児に関する研究の動向
育児と父親
メンタルヘルスと虐待予防
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第12回 妊娠・出産における諸問題1 ドメスティック・バイオレンス
性暴力
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第13回 妊娠・出産における諸問題2 不妊
出生前診断
ペリネイタル・ロスを経験した女性と家族への支援
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第14回 地域における母子保健 地域における母子保健活動
災害時の母子への支援
プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
第15回 国際社会と母子保健・総括 今までの講義を総括し、国際的な視点での考察する プレゼンテーションやディスカッションの準備と資料作成。
授業で指示した内容について、授業外学習の目安はおよそ4時間である。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: 20% D: 30%
成績評価法
プレゼンテーション30%、ディスカッション20%、レポート50%
教科書にかかわる情報
備考
適時提示する。
参考書にかかわる情報
備考
参考文献等については、適時提示する。
メッセージ
自ら積極的に学習に取り組むこと。
指定された課題に対しては、積極的に行うこと。
キーワード
母性看護、ウィメンズヘルス、ライフサイクル、リプロダクティブヘルス/ライツ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
母性看護学演習
履修条件
連絡先
伊藤 美佐江(TEL 研 22-2821)
亀崎 明子(TEL 研 22-2829)
河本 恵理(TEL 研 22-2819)
オフィスアワー
随時対応しますので、事前に連絡してください

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