開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定,金11~12
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3151600218
小児看護学特論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
村上 京子[MURAKAMI Kyoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
村上 京子 [MURAKAMI Kyoko], 沓脱 小枝子 [KUTSUNUGI Saeko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
小児看護では小児(出生前期から学童・思春期頃まで)とその家族を対象としている。健康・不健康を問わず広く小児を理解し、小児の健康に関するあらゆる問題に対応する実践能力を養う。
授業の到達目標
(1) 小児看護の役割を理解する。
(2) 小児期各期の成長・発達を理解し、必要な看護ケアについて考察する。
(3) 小児とその家族への適切な看護ケア・支援について、考察を深める。
授業計画
【全体】
小児看護では小児(出生前期から学童・思春期頃まで)とその家族を対象としている。健康・不健康を問わず広く小児を理解し、小児の健康に関するあらゆる問題に対応する実践能力を養う。
教員による講義、および学生自身のプレゼンテーション(約3分の1)により、論理的思考、表現力を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
子どもの見方―子どもの認知機能の発達
(心理学と初期発達-ピアジェ)
小児看護学特論において学びたい内容をイメージしておいてください。
(事前学習2時間)
第2回
小児医療の国際動向から見たわが国の課題
小児看護の歴史、小児専門看護師の役割
小児とその家族を取り巻く医療・社会保障制度
小児看護と倫理医療制度における看護職の役割
小児医療における医療制度について事前学習をしておくこと(養育医療・育成医療・小児慢性特定疾病対策支援事業、医療制度について)
(事前準備として8時間)
第3回
小児看護ケア・技術の根拠について
教員による論文クリティーク
この授業を基に、後日に学生による論文クリティークンのプレゼンをしていただきます。
(復習2時間)
第4回
発達する子ども(心理学と初期発達、子ども、仲間、家族)
子どもの認知と発達について
生活習慣の獲得、社会化としつけ
学童期の子どもの発達
ピアジェ、エリクソンなどの理論を学習し、口頭で説明できるようにしておいてください(資料を持参可)
(事前学習8時間)
第5回
母子関係の成り立ち
母子相互作用/家族看護の視点
母子相互作用(愛着理論)について、これまでに知っていることを押さえておいてください
(事前学習4時間)
第6回
子どもと入院、子どもの病気の捉え方
子どもと入院、子どもの病気の捉え方
子どもの認知発達を基に、子どもの「病気の捉え方」について理解を深めてください。
(復習2時間)
第7回
急性疾患の子どもの看護
危機理論
プレパレーション(ディストラクション)など
プレゼンの準備をしてください(8時間)
第8回
慢性疾患を持つ子どもの看護
セルフマネジメント
子どもの意思決定(インフォームド・アセント)
QOL尺度など
インフォームド・コンセントについて復習しておいてください
(2時間)
第9回
死と死にゆく子ども
本を参考にします
復習をしてください(2時間)
第10回
小児看護の国際動向
小児看護の国際動向
この授業を基に、後日に学生自身のプレゼンテーションができるようにしてください。
(復習4時間)
第11回
小児看護ケア・技術の根拠について
学生による論文クリティーク
小児看護の技術に関連した論文のクリティークを行う。
(事前準備4時間)
第12回
小児看護の国際動向
学生によるプレゼンテーション
(ある国の小児医療における課題をテーマに挙げ、現状をレポートする)
アメリカ、または諸外国の医療制度、特に小児に関連した医療・看護について調べてプレゼンテーションを行う。
その国の看護教育についても述べる。
(事前準備4時間)
第13回
障がいを持つ子どもと家族に対する看護
障がいのある子どもと家族への看護の実際と多職種連携について
復習をしてください(2時間)
第14回
育児不安(マルトリートメント)を抱える母子の看護
児童虐待の予防と早期発見に向けた看護職の役割とは
復習をしてください(2時間)
第15回
希少疾患・難病の子どもと家族の看護
希少疾患・難病の子どもと家族の看護
事前にインターネットなどで興味のある疾患を検索しておいてください(2時間)
第16回
まとめ
自己学習(これまでの学習で不明な点の質問の時間とします)
これまでの講義における疑問点を挙げておいてください。(2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業の参加80%、プレゼンテーション20%などにより評価します。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
小児看護、認知発達、愛着理論、危機理論
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
村上京子 k.mura@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
担当教員にご連絡ください
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