開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火11~12
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3151600231
がん病態生理学特論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
近藤 智子[KONDOH Tomoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
近藤 智子 [KONDOH Tomoko], 古賀 道明 [KOGA Michiaki], 西川 潤 [NISHIKAWA Jun], 山本 健 [YAMAMOTO Takeshi], 齊田 菜穂子 [SAITA Nahoko], 末岡 幸太郎 [SUEOKA Kohtaroh], 新藤 芳太郎, 田辺 昌寛 [TANABE Masahiro], 飯田 通久 [IIDA Michihisa], 前田 訓子 [MAEDA Noriko], 井岡 達也 [IOKA Tatsuya], 平野 綱彦 [HIRANO Tsunahiko], 德光 幸生 [TOKUMITSU Yukio], 田中 秀和
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
がんの発生と予防に関する基礎知識、がんの各種治療法に伴う身体的変化としての病態生理を系統的に理解し、がん看護の実践者及びスタッフナースの相談者・教育者としての必要な基礎的知識を身につける。特に、がん専門看護師の役割拡大に必要な知識を充実させる。この科目は臨床で診断、治療を行っている医師が、それぞれの専門領域における最新の治療等の情報を提供する。
授業の到達目標
1.がんの要因・発生・病態生理について、分子生物学、疫学、免疫学、遺伝学、診断・治療学の観点から理解を深める。
2.がんの発生・病態生理学に基づき、がん看護の専門的知識を探求する。
授業計画
【全体】
がん看護専門看護師に必要ながんの要因・発生・病態生理・治療について、疫学、分子生物学、免疫学、遺伝学、診断・治療学の観点から理解を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
がんの疫学 4月15日
ガイダンス(講師:齊田)
がんの疫学、がん医療の動向と最新情報、がんの病理学(発生、発育、進展)…メカニズム、病態生理学的特徴(講師:近藤智子)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第2回
がん予防と生活習慣及び早期発見・早期治療 4月15日
がん予防と生活習慣及び早期発見・早期治療(科学的根拠に基づくがん予防、がん検診の有効と現状)(講師:近藤智子)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第3回
がんの診断 4月22日
放射線について、画像診断などの原理と最新動向(講師:田辺昌寛)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第4回
薬物療法・分子標的療法 5月7日
腫瘍マーカー、各疾患に使用される薬剤の種類と薬理、方法、治療評価の原理と最新動向(講師:井岡達也)WEB
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第5回
免疫療法 5月12日
がんと免疫、免疫療法の原理と最新動向(講師:新藤芳太郎)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第6回
放射線療法 5月27日
放射線療法の種類、疾患と効果の原理と最新動向(講師:田中秀和)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第7回
がんの進行に伴う呼吸器系の病態生理 6月3日
肺がんの病態生理、検査、治療の最新動向(講師:平野綱彦)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第8回
がんの進行に伴う消化器系の病態生理 6月10日
消化器癌(胃がん)の病態生理、検査、治療の最新動向(講師:西川潤)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第9回
外科的治療 6月11日(水)
外科的治療(根治手術、緩和手術、減量手術、転移巣手術)の原理と最新動向(講師:飯田道久)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第10回
がんの進行に伴う消化器系の病態生理 6月17日
消化器癌(肝がん)の病態生理、検査、治療の最新動向(徳光幸生)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第11回
乳がん、ホルモン療法 6月24日
ホルモン療法、遺伝学と関連する乳がんの病態生理、検査、治療の最新動向(講師:前田訓子)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第12回
子宮・卵巣がん治療 7月1日
子宮頸部・体部がん,卵巣がんの病態生理、検査、治療の最新動向(講師:末岡幸太郎)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第13回
がんの進行に伴う神経系の病態生理 7月8日
脳腫瘍の病態生理、検査、治療の最新動向(講師:古賀道明)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間))
第14回
がんの進行に伴う循環系の病態生理 7月15日
がんの進行に伴う循環系の病態生理(治療による2次性心筋症、心不全)(講師:山本健)
内容について事前に調べておく。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
第15回
高度実践看護師としての実践に必要ながんの病態生理を統合した看護援助方法 7月22日
高度実践看護師としての実践に必要ながんの病態生理を統合した看護援助方法、まとめ(講師:齊田菜穂子)
今まで学習した病態生理をもとに、高度実践看護師としてのサブスペシャリティとするところの発表の準備をする。授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
授業への参加度(ディスカッション) 20%、最終レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
がん看護コアカリキュラム
ISBN
9784260028509
著者名
小島操子、佐藤禮子監訳.
出版社
医学書院
出版年
2017
参考書
書名
がん診療レジデントマニュアル第9版
ISBN
9784260049764
著者名
国立がんセンター内科レジデント編
出版社
.医学書院
出版年
2022
参考書
書名
新臨床腫瘍学 改訂第4版
ISBN
9784524204267
著者名
日本腫瘍学会編集
出版社
南江堂
出版年
2024
備考
雑誌がん看護
メッセージ
キーワード
病態生理、がん、治療、看護、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
齊田 菜穂子:22-2855 naho[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えメールしてください。
オフィスアワー
齊田:平日、研究室に在否を確認して訪室して下さい。
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