開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火11~12,木5~6
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3151600301
精神看護学特論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
矢田 浩紀[YADA Hironori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
矢田 浩紀 [YADA Hironori], 田邉 友也
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
精神保健医療福祉に関する基本概念や制度、看護実践の役割を理解し、精神科看護の専門知識を習得するとともに、精神看護学領域における課題を探求し、質の高い実践力を養うことができる。
授業の到達目標
精神科医療は病院から地域中心となり、リカバリー支援が求められている。現在の精神看護の在り方や機能、援助方法について検討し、自分の関心を持つ看護テーマの位置づけを考えることができる。
授業計画
【全体】
精神保健医療福祉の動向と精神看護に必要な知識を教授することで、今後必要とされる精神看護を考察し、質の高い実践力を開発する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
精神保健医療福祉の概要
精神保健医療福祉についてガイダンス
精神保健医療福祉システムについて事前学習
第2回
精神保健医療福祉の動向 精神看護の歴史的変遷
日本と諸外国の精神保健福祉施策の比較と精神保健システムの歴史
国内外の精神保健医療福祉の歴史的変遷の事前学習(文献検索)
第3回
司法精神病における看護、精神科における急性期看護
精神科における急性期看護の現状と課題
日本の精神科救急の現状と課題を事前学習(文献検索)
第4回
精神症状のアセスメント
Mental Status Examination(MSE)
MSEと病棟における課題について事前学習
第5回
精神科リハビリテーション
SST、WRAP、CBTほか
精神科リハビリテーションについて事前学習(文献検索)
第6回
薬物療法を受ける患者への支援
精神科薬物療法
精神科薬物療法について事前学習
第7回
リエゾン精神看護
リエゾン精神看護
リエゾン精神看護について事前学習(文献検索)
第8回
看護師のメンタルヘルス支援
看護師のメンタルヘルス支援
看護師のメンタルヘルス支援について事前学習(文献検索)
第9回
看護師のメンタルヘルス支援・ディスカッション
看護師のメンタルヘルス支援に関する演習
看護師のメンタルヘルスを支えるプログラム作成
第10回
精神科訪問看護と家族看護の役割
精神科訪問看護と家族看護の役割
精神科領域における家族ケアについて文献検索
第11回
精神保健福祉システムと看護者の役割
リカバリー、ストレングス、障害者総合支援法、ケアマネジメント、生活者の視点
リカバリー、ストレングス、障害者総合支援法、ケアマネジメントについて事前学習
第12回
事例検討・テーマディスカッション1
事例演習による精神看護の実際:多職種連携、協働、調整について、実際の事例を用いたプロセスの分析と看護師の役割を演習(1)
事例をまとめる
第13回
事例検討・テーマディスカッション2
事例演習による精神看護の実際:多職種連携、協働、調整について、実際の事例を用いたプロセスの分析と看護師の役割を演習(2)
事例をまとめる
第14回
精神保健医療の課題と展望
精神保健医療の課題と展望(病院)
精神保健医療の課題について自分の意見をまとめる(病院)
第15回
精神保健医療福祉の課題と展望
精神保健医療福祉の課題と展望(地域支援)
精神保健医療福祉の課題について自分の意見をまとめる(地域支援)
第16回
課題レポート
課題レポート
提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
レポート50%、ディスカッション30%、プレゼン20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書:指定なし。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
メンタルヘルス、精神科医療、多職種連携、リカバリー、ストレングス
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
精神看護学演習、看護倫理学特論、コンサルテーション論
履修条件
連絡先
矢田 浩紀: yadahiro@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
矢田 浩紀:yadahiro@yamaguchi-u.ac.jp 2862 研究室に不在の場合が多いので事前にメールをしてください。
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