タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月11~12,火3~4   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3151601105 病原体情報解析学特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
大津山 賢一郎[OHTSUYAMA Kenichiroh]
担当教員[ローマ字表記]
大津山 賢一郎 [OHTSUYAMA Kenichiroh], 常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
感染症の起因微生物の特定は、患者の症状が重篤であればそれだけ迅速になされることが重要になります。現在大きな施設・病院における微生物、特に細菌の同定は機械化されており、山口大学病院の微生物検査室においても同定の機械が導入されています。これは主にキットを用いた細菌の生化学的性状の自動読み取り装置ですが、その他にも毒素検出キット、エンドトキシン検出キット、PCR法を応用した特定遺伝子検出キット等多くの迅速診断法に関する製品が市販されています。これらの方法の原理を理解し、各起因微生物の診断に重要な部分はどれであるのかを理解することを目的の一つとしています。また、現在重要視されている病原微生物の病原因子について分子生物学的な見地から理解し、感染症とその起因微生物との関係に対する知見を深めることも目的とします。私からの講義ももちろん行いますが、自己学習を主体とし、与えたテーマに関して自分で最新知見を調べて理解するようにしたいと願っています。また、最終的には独自の考えにより新しい診断法を考案してもらう予定です。
授業の到達目標
感染症における迅速診断法の知識と理解、および各病原微生物の病原因子に関する知識の習得。新しい診断法の考案。
授業計画
【全体】
感染症、病原体、検査法等について講義を行う。また、各自が選んだ特定の感染症について検索し、皆の前で発表する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 細菌の構造と定着因子 細菌の表層構造と宿主への定着因子について 予習2時間
復習2時間
第2回 感染症総論 感染症にかかわる包括的な事柄を教授する。 予習2時間
復習2時間
第3回 話題の感染症1 最近の感染症に関するトピックスを題材に考え方を教授する。 予習2時間
復習2時間
第4回 話題の感染症2 最近の感染症に関するトピックスを題材に考え方を教授する。 予習2時間
復習2時間
第5回 話題の感染症3 最近の感染症に関するトピックスを題材に考え方を教授する。 予習2時間
復習2時間
第6回 病原体の迅速同定法1 病原体を迅速に鑑別する方法1 予習2時間
復習2時間
第7回 病原体の迅速同定法2 病原体を迅速に鑑別する方法2 予習2時間
復習2時間
第8回 発表1 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。
予習2時間
復習2時間
第9回 発表2 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第10回 発表3 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第11回 発表4 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第12回 発表5 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第13回 発表6 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第14回 発表7 これまで講義した内容からテーマを決めて発表する。 予習2時間
復習2時間
第15回 総括 総合的なディスカッションを行う。 予習2時間
復習2時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
プレゼンテーション50%、ディスカッション50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
病原体の性状のみならず、工学的利用ほうなどを教授したいと思います。
キーワード
病原体、細菌、研究思考
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
常岡:(22)-2854、大津山:(22)-2866
オフィスアワー
随時

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