開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
火11~12
4.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3151601303
再生医療・細胞療法学特論Ⅱ
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野島 順三[NOJIMA Junzoh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野島 順三 [NOJIMA Junzoh], 西川 潤 [NISHIKAWA Jun], 山本 健 [YAMAMOTO Takeshi], 湯尻 俊昭 [YUJIRI Toshiaki], 山本 美佐 [YAMAMOTO Misa], 本木 由香里 [MOTOKI Yukari], 高見 太郎 [TAKAMI Taroh], 藤澤 浩一 [FUJISAWA Kohichi], 松本 俊彦 [MATSUMOTO Toshihiko], 山本 直樹 [YAMAMOTO Naoki], 富永 直臣 [TOMINAGA Naoomi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
山口大学大学院医学系研究科・生体情報検査学領域では,次世代の医療技術として期待される再生医療・細胞療法を担う高度な医療専門職業人(臨床培養士)の育成を目指した教育課程を実践しています。再生医療・細胞療法学特論では,医学系研究科の教員と先端医療振興財団および日本再生医療学会の専門講師のオムニバス教育により臨床培養士に必要な専門知識を教授します。さらに,再生医療・細胞療法学演習では,QCR (Quality Control Room)やCPC (Cell Processing Center)など山口大学病院関連施設にて実践参加型教育プログラムにより専門技術を修得させると共に再生医療・細胞療法に関する研究指導を行います。
授業の到達目標
・ヒト幹細胞臨床研究指針等、再生医療関連指針の理解し、各種申請書作成できる
・細胞評価解析に必要な幅広い専門知識と測定方法(細胞形態,細胞表面抗原,遺伝子発現,液性因子産生など),細胞療法治療効果判定に関する検査,③細胞の非臨床安全性試験(動物を用いた試験)を習得する
授業計画
【全体】
①ヒト幹細胞臨床研究指針等、再生医療関連指針の理解と各種申請書作成に関する知識,②細胞評価解析に必要な幅広い専門知識と測定方法(細胞形態,細胞表面抗原,遺伝子発現,液性因子産生など),細胞療法治療効果判定に関する検査,③細胞の非臨床安全性試験(動物を用いた試験)の概要について解説する.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
再生医療・細胞療法総論
再生医療・細胞療法の基礎と関係法規及び倫理について教授する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回
骨髄間葉系幹細胞を用いた肝臓再生療法の開発
骨髄間葉系幹細胞を用いた肝臓再生療法の開発に関する研究を概説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回
ヒト間葉系幹細胞の代謝に着目した細胞療法について
ヒト間葉系幹細胞の代謝に着目した細胞療法について、現在の課題を上げながら将来的展望について概説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回
再生医療に用いられる細胞源と諸問題
再生医療に用いられる細胞源について、現在の問題を上げながら将来的展望について概説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回
細胞療法としてのCAR-T療法
細胞療法としてのCAR-T療法の現状と課題、将来展望について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回
再生医療コースセミナー1
再生医療の分野で活躍する最先端の研究者を招聘して特別セミナーを開催する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回
再生医療コースセミナー2
再生医療の分野で活躍する最先端の研究者を招聘して特別セミナーを開催する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回
再生医療コースセミナー3
再生医療の分野で活躍する最先端の研究者を招聘して特別セミナーを開催する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回
再生医療・細胞療法特別講義1
第1章:施設・構造設備
1.細胞加工施設~ 2.ゾーニング
3.培養設備 4.バリデーション
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第10回
再生医療・細胞療法特別講義2
第1章:施設・構造設備
5.環境モニタリング 6.職員の教育
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第11回
再生医療・細胞療法特別講義3
第3章:施設における衛生管理
3.消毒剤 4.防虫・防鼠・防菌対策
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第12回
再生医療・細胞療法特別講義4
第3章:施設における衛生管理
1.入退室の管理 2.作業区域~
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第13回
再生医療・細胞療法特別講義5
第4章:施設における品質管理
1.品質管理とは 3&4.品質管理試験
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第14回
再生医療・細胞療法特別講義6
第5章:施設における作業の実際
3.作業工程の文書化 4.細胞加工
5.交叉汚染防止
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第15回
再生医療・細胞療法コース総括
臨床培養士の資格取得に関する情報を教授する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 20% D: --%
成績評価法
課題、授業内プレゼンテーション、学期末の筆記テストで評価します。
課題 20%、授業内プレゼンテーション 20%、学期末の筆記テスト 60%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
再生医療ー創る、行う、支えるー
ISBN
9784991059100
著者名
澤芳樹ほか
出版社
日本再生医療学会
出版年
2019
備考
各講義毎にスライド資料をシラバスにアップするので教科書と併せて活用してください。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて講義内で指示する。
メッセージ
講義に使用するスライドをシラバスの資料にアップしているので、予習・復習に活用してください。
キーワード
再生医療・細胞療法・臨床培養士
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
免疫学・分子生物学・微生物学・血液学
履修条件
免疫学、臨床医学、再生医療に関する知識を必要とする。
連絡先
保健学科研究棟407号室 TEL:0836-22-2824
オフィスアワー
nojima-j@yamaguchi-u.ac.jpにメールして確認ください。
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