開講年度
開講学部等
2026
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金7~8,金11~12
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3152600022
コンサルテーション論
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
永田 千鶴[NAGATA Chizuru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
永田 千鶴 [NAGATA Chizuru], 矢田 浩紀 [YADA Hironori], 齊田 菜穂子 [SAITA Nahoko], 亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], 山本 小奈実 [YAMAMOTO Konami]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この科目は、博士前期課程共通科目の選択科目である。また、高度実践看護師教育課程の共通科目Aに認定されている。
人々の健康生活を支える看護活動を効果的に展開するには、保健・医療・福祉の分野や多職種との連携が必要となる。この科目では、高度実践看護師が看護職を含むケア提供者に対し実践的な問題を解決するために必要なコンサルテーションの知識と技術を教授する。また、さまざまな領域におけるコンサルテーションの事例検討やロールプレイを通して高度実践看護師が相談活動を展開するための実践を学ぶ。
科目担当者は、クリティカルケア看護、がん看護、精神看護、母子看護、地域・老年・在宅看護領域の教育・研究者であり、全て看護職としてコンサルテーションの実務経験を有し、経験を活かした指導を行う。
授業の到達目標
1.高度実践看護師として効果的なコンサルテーションを実施するための理論、目的、方法を理解する。
2.コンサルテーションの看護場面における活用方法を理解する。
3.事例検討やロールプレイを通して、コンサルテーションに必要な技術を習得する。
卒業時、特にCNS終了時には、コンサルテーションのプロセスを適切に理解し、自身の専門領域でのコンサルテーション方法を具体的に検討できる。
授業計画
【全体】
この科目は、原則対面で実施する。日程やオンラインで実施するなど変更が生じた場合は、本システムにより通知する。
1.高度実践看護師が行うコンサルテーションの目的と意義
2.コンサルタントの役割、コンサルタントとコンサルティの関係
3.終末期領域におけるコンサルテーションの実際
4.クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実際(1)
5.クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実際(2)
6.スーパービジョン、コンサルテーションの違いと評価
7.精神看護領域におけるコンサルテーションの実際(1)
8.精神看護領域におけるコンサルテーションの実際(2)
9.がん看護領域におけるコンサルテーションの実際
10. 母子看護領域におけるコンサルテーションの実際(1)
11. 母子看護領域におけるコンサルテーションの実際(2)
12. 老年・在宅看護領域におけるグループコンサルテーションの実際
13. 老年・在宅看護領域の多職種グループコンサルテーション
14. クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実践と評価
15. グループコンサルテーションのプレゼンテーションと評価
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
高度実践看護師が行うコンサルテーションの目的と意義
高度実践看護師が行うコンサルテーションの目的と意義、コンサルテーションの概念を学び、類似概念との比較を通して理解を深める。コンサルテーションのタイプとモデルについて実践場面からディスカッションを通して検討する。担当 永田千鶴
「コンサルテーション」のタイプとモデルを整理し、コンサルタントの役割についてレポート1枚にまとめ、その内容をプレゼンテーションしてもらいます。
事前・事後学習の目安は4時間である。
実務家教員や実務家による授業
第2回
コンサルタントの役割、コンサルタントとコンサルティの関係
高度専門看護師としてのコンサルタントの役割、コンサルタントとコンサルティの関係を学び、文献や事例を通して理解を深める。担当 齊田菜穂子
終末期看護のコンサルテーションに関する文献を検索する。検索した文献の中から1つ文献を選び、その内容を文献カードとしてまとめる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家による授業
第3回
終末期領域におけるコンサルテーションの実際
終末期ケア技術、家族看護技術を用いたクライエント中心のコンサルテーションを学ぶ。担当 齊田菜穂子
終末期看護のコンサルテーションの実際から、クライエントとの関係を構築するにあたり、適切なコミュニケーション技術を検討してくる。
事前学習の目安は2時間、事後学習の目安は2時間である。
実務家教員や実務家による授業
第4回
クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実際(1)
クリティカルケア技術、危機介入の技術を用いたコンサルティ中心のケースコンサルテーション
担当 山本小奈実(CNS)
クリティカル領域のコンサルテーションに関する文献を検索する。
検索した文献の中から1つ文献を選び、その内容を文献カードとしてまとめる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家(CNS)による授業
第5回
クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実際(2)
事例検討、ロールプレイ
担当 山本小奈実(CNS)
クリティカル領域のコンサルテーションを実践する際、コンサルティ中心の場合とクライエント中心の場合のコンサルタントの役割をまとめてくる
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家(CNS)による授業
第6回
スーパービジョン、コンサルテーションの違いと評価
スーパービジョンとの違いを理解した上でコンサルテーションの実践の評価方法を学び、高度専門看護師が行うコンサルテーションの実践の評価を検討する 担当 矢田浩紀
コンサルテーションの評価について、文献を検索する。検索した文献の中からそれぞれの領域から1つ文献を選び、その内容を文献カードとしてまとめる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家による授業
第7回
精神看護領域におけるコンサルテーションの実際(1)
精神看護領域におけるクライエント中心のコンサルテーションとコンサルティ中心のケースコンサルテーションについて学び、高度専門看護師が行うコンサルテーションについて、事例を通して理解を深める。
担当 矢田浩紀
精神看護領域におけるクライエント中心のコンサルテーションとコンサルティ中心のケースコンサルテーションについてコンサルタントの役割をまとめてくる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家による授業
第8回
精神看護領域におけるコンサルテーションの実際(2)
精神症状アセスメント技術、メンタル・ステータス・イグザミネーション(MSE)を用いた演習およびロールプレイを通して、高度専門看護師のコンサルテーションの技術を習得する。 担当 矢田浩紀
精神症状アセスメント技術、メンタル・ステータス・イグザミネーション(MSE)について、文献を検索し、リエゾン精神看護領域におけるコンサルタントの役割を整理しておく。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家による授業
第9回
がん看護領域におけるコンサルテーションの実際
特定機能病院において高度専門看護師が行うコンサルタントとしての活動の実際と課題を学ぶ。 前田梨恵CNS担当
(永田千鶴)
がん看護におけるコンサルテーションに関する文献を検索し、特定機能病院において高度専門看護師が行うコンサルタントの役割を整理しておく。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家(CNS)による授業
第10回
老年・在宅看護領域におけるコンサルテーションの実際
老年・在宅看護領域において多職種対象のグループコンサルテーション、プログラム中心のコンサルテーションについて学ぶ。 担当 永田千鶴
グループコンサルテーションの文献を検索し、検索した文献の中か1つ文献を選び、その内容を文献カードとしてまとめる。コンサルテーションの実施計画を検討する。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は2時間である。
実務家教員や実務家による授業
第11回
母子看護領域におけるコンサルテーションの実際(1)
母子看護領域におけるコンサルテーションの実際を学ぶ。母性・小児看護技術を用いたクライエント中心のコンサルテーションおよびコンサルティ中心のコンサルテーションについて学ぶ。担当 亀崎明子
母子看護領域におけるコンサルテーションに関する文献を検索し、コンサルタントに求められる専門性をまとめる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家による授業
第12回
母子看護領域におけるコンサルテーションの実際(2)
母子看護領域におけるコンサルテーションの実際について、事例検討、アセスメント、ロールプレイを通して学ぶ。 担当 亀崎明子
母子看護領域におけるコンサルタントの役割・課題をまとめる。
事前学習の目安は3時間、事後学習の目安は1.5時間である。
実務家教員や実務家による授業
第13回
老年・在宅看護領域の多職種グループコンサルテーション
シナリオ事例を使用した多職種グループコンサルテーションを模擬的に実践する。 担当 永田千鶴
個別のコンサルテーションとグループコンサルテーションとを比較し、コンサルタントの役割を整理する。
事前・事後学習の目安は4時間である。
実務家教員や実務家による授業
第14回
クリティカルケア領域におけるコンサルテーションの実践と評価
コンサルテーションの実践・評価内容をまとめ、プレゼンテーションを行う。
担当 山本小奈実
コンサルテーションの実践・評価内容をまとめ、プレゼンテーションの準備をする。
事前学習の目安は5時間、事後学習の目安は1時間である。
実務家教員や実務家(CNS)による授業
第15回
履修者によるコンサルテーションの実践と評価
総括
実践したコンサルテーションの評価をプレゼンテーションし、ディスカッションを行う。担当 永田千鶴
コンサルテーションを企画・実践・評価し、内容をプレゼンテーションする。コンサルテーションで学んだことを総括し、レポートにまとめる。
事前学習の目安は4時間、事後学習の目安は4時間である。
実務家教員や実務家による授業
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 40% D: 10%
成績評価法
授業内のプレゼンテーション20%、レポート80%で評価します。
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
コンサルテーションルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
オリエンテーションや授業で提示します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
謙虚なコンサルティング―クライアントにとって「本当の支援」とは何か
ISBN
9784862762252
著者名
エドガー・H.シャイン
出版社
英治出版
出版年
2017
参考書
書名
高度実践看護統合的アプローチ
ISBN
9784892699962
著者名
Ann B. Hamric [ほか著]
出版社
へるす出版
出版年
2020
参考書
書名
コンサルテーションを学ぶ
ISBN
9784904363584
著者名
川野雅資著
出版社
クオリティケア
出版年
2017
参考書
書名
リエゾン精神看護 : 患者ケアとナース支援のために
ISBN
9784263234501
著者名
野末聖香編 ; 宇佐美しおり [ほか] 著
出版社
医歯薬出版
出版年
2004
参考書
書名
精神看護スペシャリストに必要な理論と技法
ISBN
9784818014053
著者名
宇佐美しおり, 野末聖香編
出版社
日本看護協会出版会
出版年
2009
備考
そのほか、井部俊子「看護のアジェンダ」医学書院があります。
オリエンテーションや授業内でも提示します。
評価物の提出は修学支援システム上を予定しています。
メッセージ
様々な領域におけるコンサルテーションの実際を学び、実践に活用できるよう積極的にディスカッションして欲しい。
この科目はオムニバスであり、オンラインでの開講も検討されるため、それぞれの担当教員と密に連絡をとってください。
授業日程が変更する場合がありますので頻繁にコンタクトをとってください。
キーワード
コンサルテーション、コンサルタント、コンサルティ、リエゾン、高度専門看護師、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
CNS関係のすべての科目
履修条件
連絡先
永田千鶴 nagata[アト]yamaguchi-u.ac.jp
*[アト]を@に変更して、本システムよりご連絡ください。
オフィスアワー
メールでアポイントメントをとっていただければ対応いたします。
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