タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 集中   7.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3152600108 地域看護学演習Ⅰ[Seminar in Community Nursing Ⅰ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
牛尾 裕子[USHIO Yuko]
担当教員[ローマ字表記]
牛尾 裕子 [USHIO Yuko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
人々が生活する場で行われている健康に関連する事業やプロジェクトへの参加、看護学基礎教育における公衆衛生看護教授・学習活動への参加を通して、公衆衛生看護の実践過程と専門性についての考えを深め、看護職によるコミュニティの健康増進への寄与に必要な視点を確立することをねらいとする。学生の背景やニーズに応じて、公衆衛生看護の実践現場や教育現場におけるフィールドワークの課題を設定する。課題の取り組み結果のプレゼンテーションをもとに、教員や院生同士で討議する。
授業の到達目標
1.人々が生活する場で行われている健康に関連する事業・プロジェクトをアセスメント・評価する。
2.看護学基礎教育における学生の特性に応じた公衆衛生看護の教授学習法を評価・考察する。
3.公衆衛生看護の専門性についての自らの考えを深め、看護職によるコミュニティの健康増進への寄与に必要な視点を確立する。
授業計画
【全体】
関連する基本的な概念などについては講義等を通じて教授する。
フィールドと課題の設定は学生と相談して決める。
フィールドワークによる課題の取り組み結果をプレゼンテーションしてもらい、教員や院生同士でディスカッションを通して深める。

この科目の一部は、履修者の状況に応じて、オンラインで実施することがあります。

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 科目オリエンテーション
本授業のねらいと進め方
院生の興味関心に基づく課題設定
シラバスを把握し質問を考える(1時間程度)
第2回 プロジェクトとは何か プロジェクトとは、看護リーダーとしてのプロジェクトマネジメントの必要性、プロジェクトの経験の振り返り 課題の取組(4時間程度)
第3回 PCM手法 PCM手法の理論と基本となる考え方 課題の取組(6時間程度)
第4回 PCM手法活用の実際 関係者分析・問題分析 課題の取組(6時間程度)
第5回 PCM手法活用の実際 関係者分析・問題分析・目的分析 課題の取組(6時間程度)
第6回 PCM手法活用の実際 プロジェクトの選択とPDM作成 課題の取組(6時間程度)
第7回 PCM手法の実際 プロジェクト計画の発表と討議 課題の取組(6時間程度)
第8回 主体的学びを引き出す教授・学習の基盤となる概念や理論 パフォーマンス評価・メタ認知等の概説 課題の取組(4時間程度)
第9回 看護学基礎教育における公衆衛生看護の教授学習における課題検討 自身の基礎教育等教育に関わる体験のリフレクション 課題の取組(4時間程度)
第10回 看護基礎教育における公衆衛生看護の教育現場におけるフィールドワーク フィールドワークの実践 課題の取組(6時間程度)
第11回 看護基礎教育における公衆衛生看護の教育現場におけるフィールドワークの振り返り リフレクション及びフィールドワークのテーマの設定 課題の取組(6時間程度)
第12回 看護基礎教育における公衆衛生看護の教育現場におけるフィールドワーク テーマに基づくフィールドワークの実践 課題の取組(6時間程度)
第13回 看護基礎教育における公衆衛生看護の教育現場におけるフィールドワーク テーマに基づくフィールドワークの実践 課題の取組(6時間程度)
第14回 公衆衛生看護の教育現場におけるフィールドワーク成果のプレゼンテーションと討議 テーマに焦点を当てたディスカッション 課題の取組(4時間程度)
第15回 公衆衛生看護の実践過程と専門性、看護職によるコミュニティの健康増進への寄与に必要な視点 フィールドワークのリフレクションと講義内容の補足 課題の取組レポート作成(6時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 40% C: 20% D: 15%
成績評価法
課題の取り組み状況、プレゼンテーション、授業中のディスカッションへの参加状況と最終レポートから評価する。
課題取り組み状況 25%
プレゼンテーション 15%
授業中のディスカッションへの参加状況 10%
最終レポート 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 開発援助のためのプロジェクト・サイクル・マネジメント:参加型計画編 ISBN
著者名 FASID 出版社 出版年
教科書 書名 開発援助のためのプロジェクト・サイクル・マネジメント:モニタリング・評価編 ISBN
著者名 FASID 出版社 出版年
教科書 書名 医療現場のプロジェクトマネジメント ISBN 9784502108211
著者名 猶本良夫他 出版社 碩学舎 出版年
備考
その他資料を適宜提示する
参考書にかかわる情報
参考書 書名 実践ヘルスプロモーション  PRECEDE-PROCEEDモデルによる企画と評価 ISBN 9784260001717
著者名 ローレンス W. グリーン,マーシャル W. クロイター著,神馬征峰訳 出版社 医学書院 出版年 2005
参考書 書名 理解をもたらすカリキュラム設計-「逆向き設計」の理論と方法- ISBN 9784820805571
著者名 G.ウィギンズ/J.マクタイ著 西岡加名恵訳 出版社 日本標準 出版年 2012
参考書 書名 メタ認知 学習力を支える高次認知機能 ISBN 9784762826221
著者名 三宮真智子 出版社 北大路書房 出版年 2006
備考
メッセージ
キーワード
健康、環境、コミュニティ、生活、ヘルスプロモーション、公衆衛生看護、地域診断、PDCAサイクル、パフォーマンス評価、メタ認知
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
ヘルスプロモーション特論、地域看護学特論Ⅰ、地域看護学特論Ⅱ、地域看護学演習Ⅱ
履修条件
連絡先
牛尾裕子
y_ushio@yamaguchi-u.ac.jp

オフィスアワー
随時(要アポイントメント)

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