タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月9~12   5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3152600215 成人看護学演習 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
齊田 菜穂子[SAITA Nahoko]
担当教員[ローマ字表記]
齊田 菜穂子 [SAITA Nahoko], 紙谷 恵子
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
がん疾患並びに他疾患の慢性期、終末期にある成人患者及びその家族が抱える療養上の問題・困難を解決していくための看護方法を探求する。慢性期及び終末期にある患者とその家族の健康お問題や看護にかかわる国内外の文献をクリティークし,看護実践や看護学研究の動向及び研究方法を討議する。その過程において研究課題を明確にし,看護方法の開発および真理を探究するための能力を養う。   
授業の到達目標
がん疾患並びに他疾患の慢性期、終末期看護領域の国内外の文献をクリティークすることにより、問題点を明らかにする。受講者は、これに関連した事例を自ら実践する中から作成し、討論することで、看護を深める。
授業計画
【全体】
がん疾患並びに他疾患の慢性期及び終末期にある患者とその家族の健康お問題や看護にかかわる国内外の文献をクリティークし,看護実践や看護学研究の動向及び研究方法を討議する。
それかに関連した事例について、自らが体験した看護から事例を紹介し、討議する。
その過程において研究課題を明確にし,看護方法の開発および真理を探究するための能力を養う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 危機理論、ストレスコーピングに関する理論を含む論文のプレゼンテーション・討議 危機理論、ストレスコーピングに関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第2回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 セルフケア理論に関わる理論を含む論文のプレゼンテーション・討議 セルフケア理論に関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第3回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 がん看護援助の臨床における自己決定などの課題 がん看護援助の臨床における自己決定に関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第4回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 インフォームド・コンセント時の看護援助①(病名告知・予後告知) インフォームド・コンセントに関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第5回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 インフォームド・コンセント時の看護援助②(治療の診断・選択の決定など) インフォームド・コンセントに関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第6回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 症状マネジメント ISAMを用いて、がん患者、家族の分析 症状マネジメント ISAMのプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第7回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療に伴う症状マネジメント①化学療法 事例展開 化学療法の事例 プレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第8回 慢性疾患・慢性的機能障害を持つ患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療に伴う症状マネジメント②放射線療法 事例展開 放射線療法事例 プレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第9回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療に伴う症状マネジメント③造血幹細胞移植療法 事例展開 造血幹細胞移植療法事例プレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第10回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 ターミナルケア、患者・家族の心理プロセス及び関連諸理論理論を含む論文のプレゼンテーション・討議 患者・家族の心理プロセスに関するプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第11回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 ターミナルにおける症状マネジメントのプレゼンテーション・討議 ターミナルにおける症状マネジメントのプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第12回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療的看護介入
代替療法と補完療法
代替療法と補完療法を学習しておく。学修の所要時間4時間
第13回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療的看護介入①リンパドレナージ リンパドレナージについてプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第14回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療的看護介入② Relaxation Relaxationについてプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
第15回 終末期にある患者および家族の看護の在り方・関連理論・研究の動向 治療的看護介入③ Massage Massageについてプレゼンテーションの準備。学修の所要時間4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 30%
成績評価法
各課題のレポート及びプレゼンテーション 80% 最終レポート 20%
教科書にかかわる情報
備考
その都度、参考となる書籍を紹介する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
がん、慢性的機能障害、 セルフケア、 患者教育 、終末期看護
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
成人看護学特論
履修条件
連絡先
齊田:22-2855 naho[at]yamaguchi-u.ac.jp
紙谷:22-2813 kamitani[at]yamaguchi-u.ac.jp
  
※[at]の部分を@に書き換えメールしてください。
オフィスアワー
事前に研究室に連絡をし、 在室を確認して訪問して下さい。

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