開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科（博士前期）
開講学期
曜日時限
授業形態
AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
前期
水9～10,水13～14
5.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3152600237
がん緩和ケア学特論Ⅳ
日本語
2
担当教員（責任）[ローマ字表記]
メディア授業
齊田 菜穂子[SAITA Nahoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
齊田 菜穂子 [SAITA Nahoko], 田中 愛子 [TANAKA Aiko], 金子 美幸 [KANEKO Miyuki], 成清 優子 [NARIKIYO Yuko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは，メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が，総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は，卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
がん終末期にある患者におこる全人的苦痛が患者と家族にもたらす影響や意味を探求しつつ、その人らしい最期が迎えられるように身体、心理、社会、霊的に支援できるように援助方法をディスカッションしながら学習を深める。End of Life Care、家族のグリーフワークを学び、終末期がん患者・家族のQOL維持向上に寄与する援助法を探求する。 社会に対して、死の準備教育やがんターミナルケア緩和ケアチームの調整を基盤として、がん看護専門看護師の役割開発のために、文献検討、事例検討を行い、学習を深める。
授業の到達目標
1.がん終末期にある患者におこる全人的苦痛を理解し、その人のおかれている環境に働きかけて苦痛症状を緩和し、生活の質（QOL）を向上させるように支援し、その人らしい最期が迎えられるように身体、心理、社会、霊的に支援できるように看護援助方法を探求する。
2.End of Life care、 家族のグリーフワークを含め、心理的支援、危機への対応を学ぶ。
3.社会に対して、死の準備教育やがんターミナルケア緩和ケアチームの調整を基盤として、がん看護専門看護師の役割開発ができるよう探求する。
授業計画
【全体】
がん終末期にある患者におこる全人的苦痛が患者と家族にもたらす影響や意味を探求しつつ、その人らしい最期が迎えられるように身体、心理、社会、霊的に支援できるように援助方法をディスカッションしながら学習を深める。
家族の予期的及び死別後の悲嘆が円滑に行えるよう援助法を探求する。
死の準備教育やがんターミナルケア緩和ケアチームの調整を基盤として、がん看護専門看護師の役割開発のために、文献検討、事例検討を行い、学習を深める。 本科目は一部オンラインで行うことがある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
6月12日 End of Life careと緩和ケア
ガイダンス
End of Life careと緩和ケア(講師：齊田菜穂子)
内容について事前学習をする。学修の所要時間４時間以上
第2回
6月19日 終末期にある患者とその家族の特徴
終末期にある患者とその家族の特徴(講師：齊田菜穂子)
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第3回
6月19日 終末期にあるがん患者の身体的援助方法
終末期にあるがん患者の身体的援助方法 (講師：齊田菜穂子)
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第4回
6月29日 終末期にある患者に対する全人的ケア
全人的ケア（講師:田中愛子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第5回
6月29日 看取りのケア、死の準備教育（死生観の育成、啓発）
看取りのケア、死の準備教育（死生観の育成、啓発）(講師：田中愛子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第6回
7月3日 終末期にあるがん患者の心理・社会・霊的問題への援助方法
事例検討(講師：齊田菜穂子)
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第7回
7月3日 終末期にある患者とその家族の心理プロセスを配慮した援助法
終末期にある患者とその家族の心理プロセスを配慮した援助法(講師：齊田菜穂子)
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第8回
7月10日 家族の予期的悲嘆・死別後の悲嘆のプロセス、グリーフワークとグリーフケア
家族の予期的悲嘆・死別後の悲嘆のプロセス、グリーフワークとグリーフケア(講師：齊田菜穂子)
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第9回
7月10日 終末期にある患者とその家族に対する倫理的配慮
終末期にある患者とその家族に対する倫理的配慮（講師:齊田菜穂子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第10回
7月22日 終末期におけるチーム医療の連携とその役割
終末期におけるチーム医療の連携とその役割（ボランティアも含む）(非常勤講師：がん看護専門看護師 金子美幸）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第11回
7月22日 Terminal Sedation、セデーションにおける倫理的な課題
セデーションにおける倫理的な課題事例検討(非常勤講師：がん看護専門看護師 金子美幸）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第12回
7月24日 終末期の在宅がん患者の苦痛・苦悩のアセスメントと緩和
終末期の在宅がん患者の苦痛・苦悩のアセスメントと緩和(非常勤講師：がん看護専門看護師 成清優子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第13回
7月24日 地域における終末期がん患者と家族への社会的支援
地域における終末期がん患者と家族への社会的支援(非常勤講師：がん看護専門看護師 成清優子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第14回
7月31日 終末期の在宅におけるチーム医療のあり方
終末期の在宅におけるチーム医療のあり方(非常勤講師：がん看護専門看護師 成清優子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
第15回
7月31日 在宅における症状緩和
事例検討(非常勤講師：がん看護専門看護師 成清優子）
プレゼンの準備をする。学修の所要時間４時間以上
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 35%
成績評価法
各課題に対するプレゼンテーションとレポート 70％、最終レポート30％
教科書にかかわる情報
備考
なし
参考書にかかわる情報
備考
その都度、関連論文等の資料を準備する。
メッセージ
キーワード
終末期ケア、End of Life care、グリーフケア、全人的苦痛、チーム医療、死の準備教育、実務家教員
持続可能な開発目標（SDGs）
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
齊田 菜穂子：22-2855 naho[at]yamaguchi-u.ac.jp
田中 愛子：22-2860 aitanaka[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を＠に書き換えメールしてください。
オフィスアワー
研究室に在否を確認して訪室して下さい｡
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