開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月9~10,月13~14
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3152601116
病態応用検査学演習
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野島 順三[NOJIMA Junzoh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野島 順三 [NOJIMA Junzoh], 湯尻 俊昭 [YUJIRI Toshiaki], 本木 由香里 [MOTOKI Yukari], 金重 里沙
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
血液疾患(造血器腫瘍・自己免疫性血栓塞栓症・播種性血管内凝固症候群(DIC)・先天性及び後天性血栓性素因・先天性及び後天性出血性素因等)を中心に鑑別診断や病態解明に関連する先端的研究について解説し、新たな検査診断法の開発や病態解明につながる研究のプロセスを教授する。
授業の到達目標
1.遺伝子診断を中心に造血器腫瘍の検査学的診断法について理解する。
2.自己免疫性血栓塞栓症の鑑別診断および病態発症機序について説明できる。
3.播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態鑑別および検査学的診断について解説できる。
4.免疫担当細胞の解析法や白血病細胞の同定法について理解する。
5.先天性及び後天性血栓性(出血性)素因の検査学的診断法について理解する。
6.造血器腫瘍における遺伝子診断の現状・意義・今後の展望について理解する。
授業計画
【全体】
特講はオムニバス形式で行われる。
血小板、血管内皮細胞、凝固・線溶因子による血管内恒常性維持の破綻と血栓塞栓症について解説し、自己免疫性血栓性疾患の鑑別診断および病態解明に関する研究を中心に新たな検査診断法の開発や病態解明につながる研究のプロセスを教授する。
免疫担当細胞の解析法や白血病細胞の同定法について解説する。
造血器腫瘍における遺伝子診断の現状・意義・今後の展望について解説する。
先天性血栓性素因(プロテインS,プロテインC,AT欠損症)及び血小板の量的または質的異常をきたす疾患について概説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
血栓止血機構の分子メカニズム
血小板、血管内皮細胞、凝固・線溶因子による血管内恒常性維持の破綻と血栓塞栓症について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回
自己免疫性血栓塞栓症の鑑別診断法の確立に関する研究
抗リン脂質抗体症候群(APS)の疾患概念。ELISA確立によるAPSの鑑別診断法の確立に関する研究を解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回
自己免疫性血栓塞栓症の病態解明に関する研究(1)
APSをモデルに脳血管障害、深部静脈血栓症の発症機序解明に関する研究を解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回
自己免疫性血栓塞栓症の病態解明に関する研究(2)
APSをモデルに閉塞性動脈硬化症、虚血性心疾患発症機序解明に関する研究を解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回
生体内凝固・線溶異常と播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態鑑別に関する研究
凝固・線溶系分子マーカーの動態とDICの病態鑑別に関する研究を解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回
免疫担当細胞の解析法
白血病細胞の同定法
免疫担当細胞の解析法や白血病細胞の同定法について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回
免疫担当細胞の解析法
白血病細胞の同定法
免疫担当細胞の解析法や白血病細胞の同定法について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回
造血器腫瘍の遺伝子診断法
造血器腫瘍における遺伝子診断の現状・意義・今後の展望について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回
造血器腫瘍の遺伝子診断法
造血器腫瘍における遺伝子診断の現状・意義・今後の展望について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第10回
造血器腫瘍の遺伝子診断法
造血器腫瘍における遺伝子診断の現状・意義・今後の展望について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第11回
血栓性素因とその検査
各種血栓性素因とその診断のための検査法について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第12回
出血性素因とその検査
各種出血性素因とその診断のための検査法について解説する
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第13回
先天性血栓性素因となる疾患に関する研究
先天性血栓性素因(プロテインS,プロテインC,AT欠損症)に関する症例報告や研究について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第14回
血小板疾患とその検査
血小板の量的または質的異常をきたす疾患について概説し、診断のための検査法について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第15回
血小板機能異常症に関する研究
血小板機能異常症に関する症例報告や研究について解説する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: 20%
成績評価法
課題、授業内プレゼンテーションで評価します。
課題 70%、授業内プレゼンテーション 30%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて講義内で指示する。
参考書にかかわる情報
備考
研究に関する英文論文を鈔読する。
メッセージ
講義日程は、必ず担当教員に確認して下さい。
キーワード
自己免疫症、抗リン脂質抗体症候群、動脈硬化性疾患、造血器腫瘍の遺伝子診断、ストレス・疲労
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
免疫学、血液学、分子生物学、解剖学
履修条件
免疫学、血液学、臨床医学に関する知識を必要とする。
連絡先
保健学科第一研究棟407号室 野島順三 e-Mail:nojima.j@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
nojima-j@yamaguchi-u.ac.jp メールにて予定を確認後、部屋にいらしてください。
ページの先頭へ