開講年度
開講学部等
2025
大学院医学系研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木13~14
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3152601304
再生医療・細胞療法学演習Ⅱ
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野島 順三[NOJIMA Junzoh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野島 順三 [NOJIMA Junzoh], 西川 潤 [NISHIKAWA Jun], 山本 美佐 [YAMAMOTO Misa], 高見 太郎 [TAKAMI Taroh], 藤澤 浩一 [FUJISAWA Kohichi], 松本 俊彦 [MATSUMOTO Toshihiko], 山本 直樹 [YAMAMOTO Naoki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
山口大学大学院医学系研究科・生体情報検査学領域では,次世代の医療技術として期待される再生医療・細胞療法を担う高度な医療専門職業人(臨床培養士)の育成を目指した教育課程を実践しています。再生医療・細胞療法学特論では,医学系研究科の教員と先端医療振興財団および日本再生医療学会の専門講師のオムニバス教育により臨床培養士に必要な専門知識を教授します。さらに,再生医療・細胞療法学演習では,QCR (Quality Control Room)やCPC (Cell Processing Center)など山口大学病院関連施設にて実践参加型教育プログラムにより専門技術を修得させると共に再生医療・細胞療法に関する研究指導を行います。
授業の到達目標
・細胞培養技術を習得する。
・培養細胞の性状評価(FACS解析、リアルタイムRT-PCR法、DNA-chip解析など)技術を取得する。
・免疫組織化学染色法、Western-blot法、ELISA法、リアルタイムRT-PCR法などの技術を習得する
・フローサイトメトリーやセルソーティング技術を習得する。
・アイソレーターでの細胞培養技術を習得する
・実際の細胞療法における製造・品質管理を実施できる
授業計画
【全体】
①細胞培養技術(マウス及びヒト由来細胞など),②培養細胞の性状評価(FACS解析、リアルタイムRT-PCR法、DNA-chip解析など),③免疫組織化学染色法、蛍光免疫染色法、Western-blot法、ELISA法、リアルタイムRT-PCR法など),⑤フローサイトメトリーやセルソーティング技術,⑥アイソレーターでの細胞培養技術などを演習,⑦実際の細胞療法における製造・品質管理を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
MCC演習1
hMSC培養_基礎
細胞培養実習全体の説明。
培地調整
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回
MCC演習2
hMSC培養_基礎
細胞解凍(起眠)
細胞播種
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回
MCC演習3
hMSC培養_基礎
細胞観察
培地交換作業
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回
MCC演習4
hMSC培養_基礎
継代
細胞の回収と凍結保存
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回
MCC演習5
BM MNCからMSCの単離→MSC拡大培養
細胞解凍(起眠)
細胞播種
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回
MCC演習6
BM MNCからMSCの単離→MSC拡大培養
細胞観察
培地交換作業
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回
MCC演習7
BM MNCからMSCの単離→MSC拡大培養
継代作業
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回
MCC演習8
アイソレーター演習
アイソレーター準備・除菌
アイソレーター培養開始準備
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回
MCC演習9
アイソレーター演習
細胞観察
培地交換作業
継代作業
細胞回収(品質試験用サンプル準備)
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第10回
細胞品質試験(FCM)1
第一内科ラボ内で細胞品質試験の演習
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第11回
細胞品質試験(FCM)2
第一内科ラボ内で細胞品質試験の演習。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第12回
CPFでのコールドラン実習1
山口大学病院細胞治療センターCPFでのコールドラン演習。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第13回
CPFでのコールドラン実習2
山口大学病院細胞治療センターCPFでのコールドラン演習。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第14回
再生医療の最前線1
再生医療の分野で活躍する最先端の研究者を招聘して特別セミナーを開催する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第15回
再生医療の最前線2
再生医療の分野で活躍する最先端の研究者を招聘して特別セミナーを開催する。
授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 20% D: --%
成績評価法
課題、授業内プレゼンテーション、技能テストで評価します。
課題 30%、授業内プレゼンテーション 20%、技能テスト 50%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて授業内で指示する。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて授業内で指示する。
メッセージ
関連する英文論文を鈔読して知識を蓄えること。
キーワード
再生医療・細胞療法・臨床培養士・アイソレーター
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
免疫学・分子生物学・微生物学・血液学
履修条件
再生医療に関する知識を必要とする。
連絡先
保健学科研究棟407号室 TEL:0836-22-2824
オフィスアワー
nojima-j@yamaguchi-u.ac.jpにメールして確認ください。
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