タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月3~4 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3241010340 知的画像処理特論[Advanced Intelligent Image Processing] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
末竹 規哲[SUETAKE Noriaki]
担当教員[ローマ字表記]
末竹 規哲 [SUETAKE Noriaki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
企業において研究開発業務の経験のある教員が実社会で役に立つディジタル画像処理について講義する。ディジタル画像処理には多種多様なことが含まれるが,視覚的に理解しやすい画像を得るためには,画質の改善や変換が事前に必要となる.本講義では,劣化画像の復元を行う非線形ディジタル画像処理手法の中で,現在主流と考えられるいくつかの手法に焦点を絞って解説する.さらに現在の研究動向を踏まえた将来の研究の方向性についても触れる.
授業の到達目標
非線形デジタル画像処理技術の基本的事項を理解し,説明できるようになる.また,種々の分野において非線形ディジタル画像処理技術を積極的に活用する態度を養う.
授業計画
【全体】
授業では,知的画像処理,非線形ディジタル画像処理に関する基礎的事項を中心に解説し,理解度を小テストで確認しながら進行する.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 担当教員の紹介,授業の目標と進め方,シラバスの説明,成績評価の方法. シラバスを読んでおくこと.
第2回 線形ディジタル画像処理の基礎 線形システムの基礎について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第3回 線形ディジタル画像処理の基礎 線形ディジタル画像処理技術について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第4回 統計に関する基礎事項 統計の基礎事項ついて説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第5回 統計に関する基礎事項 統計の基礎事項ついて説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第6回 メジアンフィルタ メジアンフィルタ,荷重メジアンフィルタについて説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第7回 スタックフィルタ スタックフィルタの概要,構成を説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第8回 スタックフィルタ スタックフィルタの設計法について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第9回 順序統計フィルタ Min, Max, Rankフィルタ等について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第10回 モルフォロジカル画像処理 モルフォロジカル処理の基礎とフィルタリングへの応用について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第11回 εフィルタ 小振幅雑音除去におけるεフィルタの有効性について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第12回 ボルテラフィルタ ウィナーフィルタ,ボルテラフィルタについて説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第13回 新しい非線形画像処理 ニューラルネットワーク,ファジィ理論等を駆使した新しい画像処理法について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第14回 新しい非線形画像処理 知的画像処理の将来について説明する. 参考書等を利用し、項目に関連する基礎的事項を各自で調べ、事前に学習しておくこと.
第15回 まとめ(知識の確認) 授業の総括を行う 今までの学習項目について復習しておくこと.
第16回 期末試験 期末試験を行う 試験の準備をしておくこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
小テスト、授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
小テスト 5%、レポート 5%、学期末の筆記テスト 90%
教科書にかかわる情報
備考
テキストを使わずに、プリント等を配布する
参考書にかかわる情報
参考書 書名 非線形ディジタル信号処理 ISBN 4254209797
著者名 棟安実治,田口亮 出版社 朝倉書店 出版年 1999
備考
メッセージ
自宅でもしっかり予習,復習を行ってください.
キーワード
画像処理,非線形信号処理,知的信号処理
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
画像情報科学特論
履修条件
連絡先
E-mail:nsuetake@yamaguchi-u.ac.jp, 電話:083-933-5703
オフィスアワー
随時可.ただし、事前に連絡して下さい.

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