開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月9~10
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3241010350
情報通信理論特論[Advanced Information and Communication Theory]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野﨑 隆之[NOZAKI Takayuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野﨑 隆之 [NOZAKI Takayuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
情報伝達の目的は,正確な情報を安全に効率よく伝達することである.
本講義では,誤りの生じる通信状況下において正確な情報伝達を実現する技術である誤り訂正符号とその理論である符号理論について解説する.
授業の到達目標
符号理論における基礎事項および現代符号理論の基礎を理解する.
授業計画
【全体】
本年度は低密度パリティ検査符号について,その詳細を順に解説していく.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
誤り訂正符号の特徴
LDPC符号について概説するとともに,他の符号との違いを説明する.
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第2回
線型符号
線型符号の諸概念を説明する
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第3回
LDPC符号の定義
符号の定義およびタナ―グラフによる表現法を与える.
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第4回
LDPC符号の復号法(1)
Sum-product 復号法について説明する
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第5回
LDPC符号の符号化法
符号化法について説明をする
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第6回
LDPC符号の構成法(1)
性能の良い符号の構成法を説明する.特にウォータフォール領域の最適化法を与える.
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第7回
LDPC符号の構成法(2)
性能の良い符号の構成法を説明する.特にエラーフロア領域の最適化法を与える.
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第8回
構造を有するLDPC符号(1)
Protograph LDPC 符号と準巡回 LDPC 符号について
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第9回
LDPC符号の復号法(2)
sum-product 復号法の変形について
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第10回
構造を有するLDPC符号(2)
空間結合符号について
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第11回
有限体(1)
有限体の構成と計算法
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第12回
有限体(2)
有限体の構成と計算法
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第13回
多元LDPC符号(1)
定義と復号法
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第14回
多元LDPC符号(2)
低計算量な復号法について
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
第15回
まとめ
まとめ
講義内容を復習すること(学習時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題(授業時間外課題)によって評価する.
宿題 100%
教科書にかかわる情報
備考
なし
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜紹介をしていく
メッセージ
線型代数・微分積分学・確率論・情報理論・論理学・グラフ理論ならびにデータ構造とアルゴリズムの修得を前提として講義をすすめる
キーワード
符号理論,誤り訂正符号
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
情報理論Ⅰ,情報理論Ⅱ,物理と情報のための基礎数学Ⅲ,物理と情報のための応用数学Ⅱ,論理学,グラフ理論,確率論,アルゴリズムとデータ構造の修得を前提として講義をすすめる.
履修条件
連絡先
理学部本館330室 tnozaki@yamaguhci-u.ac.jp
オフィスアワー
平日の昼休み (12:00-13:00)
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