開講年度
開講学部等
2026
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中
集中
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3241010390
地球科学特別講義Ⅰ(マグマの発泡と結晶化)
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
辻 智大[TSUJI Tomohiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
寅丸 敦志, 辻 智大 [TSUJI Tomohiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
火山噴火は、融けた岩石すなわちマグマが、地表に噴出する現象である。火山噴火の仕組みを理解し、法則性を探求することは、噴火予知や噴火の推移予測に不可欠である。そのためには、マグマの地下での運動を理解することが必要になる。火山噴出物は、直接観測できない地下でのマグマの物理条件の変化を記録している。本講義では、火山噴出物が経験した地下深部での物理条件の変化を読み解く手法を詳しく解説する。また、応用例を紹介し、火山噴火の仕組みや法則性についての洞察を語る。本講義の目的は、火山噴火の原動力であるマグマの発泡過程や結晶化過程の基礎を理解し、火山噴出物から噴火現象を研究する際のポイントを習得することである。
授業の到達目標
1.火山噴出物を解析するための基本である、平衡論と非平衡論(カイネティックス)の重要性と基本事項を理解する。
2.噴出物を分析しマグマの運動に関する物理量を推定する観測方法について理解する。
3.物質科学的観測方法の使用方法を理解する。
4.推定された物質科学的観測値を火山噴火の仕組みや法則性に関連付ける例を学ぶ。
授業計画
【全体】
1.はじめに:天然現象からの動機付け(火山噴出物組織とマグマの発泡と結晶化)
2.マグマの発泡と発泡組織
3.マグマの結晶化と結晶組織
4.噴出物の組織分析と分析例
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
天然現象からの動機付け1
実際の火山噴火の例を紹介し、噴火様式と噴出物の特徴に関係があることを解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第2回
天然現象からの動機付け2
マグマの発泡と結晶化が、野外でどのように観察されるかを解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第3回
マグマの発泡過程
発泡過程を理解するための相平衡関係と気泡形成の仕組みについて解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第4回
発泡組織
発泡組織の概要と、その物理的意味について解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第5回
マグマの結晶化過程
マグマの結晶化の相平衡関係と結晶化の仕組みについて解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第6回
結晶組織
結晶組織の概要と、その物理的意味について解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第7回
CSD
結晶サイズ分布(CSD:crystal size distribution)について解説する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
第8回
噴出物分析の応用例
プリニー式噴火や溶岩ドーム噴火など実際の噴火の軽石や火砕物の組織解析の例を紹介する。
教科書および配布する授業スライド資料をよく読んで予習、復習すること(目安4時間以上)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
マグマの発泡と結晶化 : 火山噴火過程の基礎
ISBN
9784130667128
著者名
寅丸敦志著
出版社
東京大学出版会
出版年
2019
備考
授業で示すスライドを、Moodleを通して配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
toramaru.atsushi.518@m.kyushu-u.ac.jp
オフィスアワー
特になし
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