タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3242010400 凝縮系物理学特論 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堀川 裕加[HORIKAWA Yuka]
担当教員[ローマ字表記]
堀川 裕加 [HORIKAWA Yuka]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
分光の基礎事項の解説から大型放射光施設を用いた最近の物性研究例までを講義する
授業の到達目標
一般的に分光学がどんな場面で用いられているのかを理解し、分析手法についての知見を得る。また物質の結晶構造、電子状態、原子の価数などを知るためにはどんな分光法を用いればよいかが判断できるようになる。
授業計画
【全体】
まず身近に使われている分光法を紹介し、分光学の始まりについて解説、分子軌道の復習を行った後に軟X線分光法の解説を行う。大型放射光施設を用いた最近の物性研究例も紹介する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 導入 日常生活で活躍している分光法 授業の復習(学習時間:4時間以上)
第2回 分光学の歴史 ニュートンの分光から現代の吸収スペクトルまで 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第3回 ブラッグの法則から実際の分光器まで 回折の原理 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第4回 光の偏光、反射、屈折 P波、S波 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第5回 分子間力と表面力 分子間力の歴史 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第6回 分子間力と表面力 分子間力の熱力学的側面 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第7回 分子間力と表面力 分子間ポテンシャル 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第8回 分子間力と表面力 ボルツマン分布 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第9回 分子間力と表面力 熱エネルギーとの比較 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第10回 分子間力と表面力 イオンのBornエネルギー 教科書の関連箇所の予習と授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第11回 放射光とは 放射光発生のしくみ 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第12回 放射光を利用した代表的な測定法 吸収・発光・散乱など 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第13回 放射光分光の応用研究例 X線散乱、イメージングなど 授業の復習、先週の確認テストの復習(学習時間:4時間以上)
第14回 放射光分光の研究例 吸収・発光分光、サイト選択性、偏光依存性 授業の復習、先週の確認テストの復習、レポート課題(学習時間:4時間以上)
第15回 総括 これまでの内容振り返りと確認テスト返却 授業の復習、これまでの確認テストの解き直し、レポート課題(学習時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート 100%
教科書にかかわる情報
備考
適宜プリントを配布する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
分光学、偏光、軟X線分光、分子軌道、分子間力
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
理学部1号館238室 horikawa at yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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