開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3242020180
生物科学特別講義Ⅰ(発生計測学)
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
加藤 壮一郎
ー
担当教員[ローマ字表記]
加藤 壮一郎, 原田 由美子 [HARADA Yumiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
実験科学の歴史は「計測」によって作られてきたと言っても過言ではないほど、その重要性は高い。本講義では主に生物の発生を題材として、①研究者が生物をどう計測するかという視点と、②生物が外界からの入力をどう計測するかという視点を対比させながら、「計測」の本質に迫ることを目指す。
授業の到達目標
知識・理解の観点 生物学における計測とは何かを理解する。
思考・判断の観点 測りたい量に対して正しい方法を選べるようになる。
関心・意欲の観点 計測法の理解を通じて生命現象自体を深く理解する。
態度の観点 毎回欠かさず出席し積極的に質問する。
技能・表現の観点 文章で論理的に説明できる。
授業計画
【全体】
本講義は2日間の集中講義である。はじめに計測の概念と原理について
解説を行ったのちに、簡単なセンサーとシングルボードコンピュータ(Arduino)
を介して物理パラメータの計測を体験する。第3回以降は空間パラメータ
(大きさ・距離・かたちなど)、力学パラメータ(力・圧力など)、その他の物理
パラメータ(熱、光など)について、①研究者がどのように「計測」するか、
②生物がどのように「計測」しているか、という二つの異なる視点から講義を行う。
グループで行う計測の体験実習において、受講生のノートPCを利用するため、
各自持参することが望ましい。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
概説:計測とは何か
計測の概念と原理についての概説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第2回
計測を体験する
Arduinoを用いた計測の実習
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回
空間パラメータの計測①
大きさ、距離、かたちの計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回
空間パラメータの計測②
大きさ、距離、かたちの計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回
力学パラメータの計測①
力、圧力の計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回
力学パラメータの計測②
力、圧力の計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回
その他の物理パラメータの計測①
様々な物理量の計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回
その他の物理パラメータの計測②
様々な物理量の計測に関する解説
復習(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 15% D: --%
成績評価法
宿題・授業外レポート 70%、授業態度・授業への参加度 30%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
グループで行う計測の体験実習において、受講生のノートPCを利用するため、
各自持参することが望ましい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
講義の内容上、物理学的な内容も含まれるが、物理学に関する知識は前提としない。
連絡先
世話教員 原田 yharada@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時 原田 yharada@yamaguchi-u.ac.jp
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