開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261120030
バイオセンシング特論[Advanced Bio-sensing]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森 浩二[MORI Kohji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森 浩二 [MORI Kohji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
生体組織に関する工学モデルに関して,初期の工学者達がどのような試行錯誤をしながら確立していったのかについて代表的な論文を取り上げながら学んでいく.
また学術的な成果を社会に還元する際に重要な要素となる特許についても,知識を深め,学問と社会の関わりについて学んでいく.
授業の到達目標
知識・理解の観点:工学的手法で生体モデルを評価することを習得する.
特許の意義・手続き・注意点について習得する.
思考・判断の観点:工学的手法と生体組織の関係を理解できる.
自分の研究と特許の関わりを意識する事ができる.
関心・意欲の観点:工学的手法に基づいて記述された生体モデルを第三者に客観的に伝えられる.
自分の研究における特許性について第三者に伝える事ができる.
授業計画
【全体】
主として前半は超音波を利用した生体計測について説明し,後半はバイオメカニクス,人工臓器に関する文献を取り上げ,それらの紹介しながら授業を進める.残りの時間は特許に関する教材を用いて産業界における生体計測方法について勉強をする.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業の進め方についてのガイダンス
ガイダンス
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第2回
軟組織の評価1
超音波をはじめとする弾性波の基本理論について説明する
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回
軟組織の評価2
さまざまな弾性波について理論式の導出を試みる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回
軟組織の評価3
前週で導出した弾性波の理論式を展開し,その意味を理解する
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回
軟組織の評価4
超音波の数値計算法についての基本概念を紹介する
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回
軟組織の評価5
超音波の数値計算法について定式化を行う
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回
演習
数値計算法を実際に記述して,正しく計算できることを確認する
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回
演習
数値計算法を実際に記述して,正しく計算できることを確認する
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第9回
人工関節1
主として硬組織に関する様々な研究について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第10回
人工関節2
主として硬組織に関する様々な研究について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第11回
人工関節3
主として硬組織に関する様々な研究について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第12回
人工関節4
主として硬組織に関する様々な研究について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第13回
特許情報の利用1
産業界における生体計測手法について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第14回
特許情報の利用2
産業界における生体計測手法について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第15回
特許情報の利用3
産業界における生体計測手法について取り上げる
予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
自作の弾性波に関するプリントを配布する
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
メッセージ
生体組織について考察を深めるために,様々な工学的手法が応用できます.そのことを理解し,将来的に医療デバイスの研究開発に役立ててください.また正しい知的財産権に関する知識を持ち,第三者の権利を尊重することを学び,自身の創造性を高める意識を身に付けてください.
キーワード
生体計測
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
医療デバイス,設計法,特許文献
履修条件
連絡先
kjmori@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワー金曜日10:00〜11:30
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