タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中 講義 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261120220 特別講義(課題解決法)[Special Lecture (Problem Solving Method)] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森田 実[MORITA Minoru]
担当教員[ローマ字表記]
粕谷 茂 [KASUYA Shigeru], 森田 実 [MORITA Minoru]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この講義では、「課題解決」の方法について、みなさんに実践をしてもらい体験と習得を目指します。特に、情報通信技術(Information and Communication Technologies)に注目して、課題解決のために活用する考え方や方法を身につけられるようにします。ICTは、さまざまな分野の課題に対して、その状況や解決法を大きく変える力をもっています。みなさんには課題そのものであったり、反対に課題を解決する手段となる技術など、関心のあるものをテーマにして、提案を作ってもらいます。講義は演習形式で、グループワークにて実施します。講義中では発表をしてもらい、レビューを全員で交換します。この講義は、ハッカソンという制作スタイルによる人材育成プログラムを運営する講師によって、みなさんにICT活用とアジャイル型という開発技法を知ってもらうことを意図しています。
授業の到達目標
課題解決法の基本について学び、それを活用できる。
立案してきたテーマのコンセプトを改良し、魅力的機能を持った製品・サービスのコンセプトに仕上げる。
テーマや機能への好奇心、チームとして互いに認め合うコミュニケーション能力、新しいコトへのチャレンジ精神、テーマをやりきることの大切さを体得する。
授業計画
【全体】
集中講義として2日間で実施する。
- 1日目には、テーマ提示、チームづくり、テーマ発表とレビューを実施する
- 2日目には、テーマの改良案を発表して、テーマに対してICTを用いたDX化を検討する(作業時間)、最後に発表してコメントを相互交換する
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 【1日目】講義の概要紹介、ICT活用事例などの講義 講義の全体像と、ICT活用事例や考え方、活動の進め方を講義する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第2回 参加者からテーマ提示、テーマに基づいたチームづくり、テーマについて発表準備 参加者から関心ある話題など、テーマ案を募集する。テーマに応じてチームをつくり、テーマ内容や解決方法を検討する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第3回 テーマについて発表準備、発表の実施、レビュー交換 グループワークとして、テーマに基づいた課題内容/解決方法を検討して発表の準備をする。発表を実施してレビュー交換する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第4回 レビューに応じたテーマ改良の実施 グループワークとして、レビュー結果を踏まえて、アイデアを改良して、発表準備する。資料作成して共有する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第5回 【2日目】 テーマ改良の検討、改良後のテーマ内容の発表 グループワークとして、テーマ改良した結果を発表にて共有する。レビュー交換する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第6回 テーマに応じた提案部分の検討と試作(ペーパープロトタイプ) グループワークとして、提案内容の検討と解決案を試作する(資料上でのペーパープロトタイプとして)。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第7回 テーマに応じた提案部分の検討と試作(ペーパープロトタイプ)、必要に応じて資料レビュー グループワークとして、提案内容の検討と解決案を試作する(資料上でのペーパープロトタイプとして)。必要に応じて資料共有してレビューを集める。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
第8回 発表会 ここまでに検討した内容を発表する。 授業内で指示した内容について、予習・復習を行うこと(学修時間の目安は2時間とする)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 20% D: 10%
成績評価法
レポート 60%
最終発表 40%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて資料を配布する.
教科書備考:教科書は用いない
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて資料を配布する.
教科書備考:教科書は用いない
メッセージ
ICT系教員からの講義です。ICTは、Information and Communication Technologyの略で、情報通信技術という意味です。ICTはさまざまな分野の土台で活用されており、これまでの問題の構造や状況を変える力をもっています。この講義で、ICTを活用する考え方や、ICT分野で注目されているアジャイル型開発という方法を、体験しながら習得してみましょう!講義では演習として、グループを作ってもらい、解決したい課題を設定して、発表とレビューを繰り返してもらいます。
キーワード
課題解決、アジャイル型開発、発表とレビュー、ICT活用
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
高度ものづくり創成実習(MECIT)
履修条件
連絡先
教員のメールアドレス tel1203[at]gmail.com
オフィスアワー
メールでいつでも連絡でかまいません

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