開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火1~2
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261210021
建設環境系特論[Advanced Construction and Environmental Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
神野 有生[KANNO Ariyo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
神野 有生 [KANNO Ariyo], 中島 伸一郎 [NAKASHIMA Shinichiroh]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
建設工学、環境システム工学、建築学を通観する上で必要となる最低限の知識について、トピックスごとに解説する。
授業の到達目標
建設工学、環境システム工学、建築学に関する基本的な知識を習得する。このため、これらに関する歴史的背景、問題点、対応、新技術について、幅広い分野に関する講義を行い、建設環境系についての事項を概観する。
上記、特に問題点とそれに対する対策、政策、または新技術開発の動向を関連づけて理解する。
建設環境系に関連する身近な取り組みから、国際的な取り組み、また各自の研究に関する知識と関連づけて理解する。
授業計画
【全体】
建設工学、環境システム工学、建築学を通観する上で必要となる最低限の知識について、トピックスごとに解説する。講義はオムニバス形式で行われる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
盛土のお話し(森啓年)
河川堤防や道路陥没について,基礎と最新の研究状況を概説する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第2回
建設と地震(渡邊学歩)
令和6年能登半島地震による被害,震災の歴史や耐震設計の仕組みについて概説する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第3回
近年のまちづくり・地域交通の動向(榊原弘之)
まちづくり及び地域公共交通に関する最近の動向や課題を説明する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第4回
エネルギー資源と地盤工学(吉本 憲正)
エネルギーを生み出す資源の概要とその開発に係る地盤工学について概説する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第5回
公共政策とコミュニケーション(鈴木春菜)
公共政策において求められるコミュニケーションについて、紹介する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
第6回
構造物と杭基礎(中田幸男)
マンションの杭基礎施工データ流用問題で話題となった杭基礎について、分類や工法について説明するとともに、この問題の原因について講義する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
第7回
廃棄物マネジメントとリサイクル(今井 剛)
廃棄物マネジメント(収集・運搬・中間処理・最終処分)の概要とリサイクル技術について講述する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第8回
環境配慮型コンクリート(山田悠二)
コンクリート分野における低炭素化や資源の有効利用に関する技術について講述する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第9回
ビックデータ時代における宇宙データ利用(長井正彦)
人工衛星から得られる膨大なデータとAI(人工知能)等の解析技術による新たな宇宙利用技術について講義する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第10回
インフラメンテナンス(吉武勇)
高齢化・老朽化の進む橋梁やトンネルといった社会インフラの現状とそのメンテナンス技術について概説する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第11回
騒音・振動問題(樋口 隆哉)
騒音・振動問題の現状、評価方法および対策について講述する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
第12回
建築環境に関する話題(三浦克弘)
建築環境に関する話題を紹介する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
第13回
ニューノーマル時代の公共空間とまちづくり(宋俊煥)
COVID-19を経験した後、我々のライフスタイルと都市空間はどのように変化していくのか、ニューノーマル時代における公共空間のあり方とまちづくりについて、最近の動向と共に紹介・概説する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
第14回
集合住宅の構造技術(新任教員)
集合住宅の構造として用いられる鉄筋コンクリート構造技術について講述する.
宿題の実施(目安時間:4時間)
第15回
最近の話題から
建設環境に関する最近の話題について概説する。
宿題の実施(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: 10% D: 30%
成績評価法
宿題・授業外レポートで評価します。
宿題・授業外レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は指定しない。必要に応じてプリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
連絡先
建設環境系専攻担当教務委員
オフィスアワー
各講義を担当する教員のオフィスアワー
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