開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月7~8
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261220130
公共政策学[Public Policy]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
榊原 弘之[SAKAKIBARA Hiroyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
榊原 弘之 [SAKAKIBARA Hiroyuki], 鈴木 春菜 [SUZUKI Haruna]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会基盤整備に携わる上で関係の深い,社会科学分野の以下の内容について解説する.
1.公共選択の理論
2.費用便益分析
3.社会的ジレンマ
社会基盤整備の計画・マネジメントに携わる上で必要な,公共選択,費用便益分析,社会的ジレンマなどの概念について理解する.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】
1.公共選択,社会的ジレンマなどの概念について説明することができる.)
2.費用便益分析手法について説明することができる.
【思考・判断の観点】
3.戦略的な公共政策を自ら立案できる.
【技能・表現の観点】
4.立案した公共政策について、分かりやすく表現できる.
授業計画
【全体】
公共選択,費用便益分析,社会的ジレンマなどの概念について,数回に分けて講義を行う.
2025年度は,社会的ジレンマに関する講義(第8回から第15回の内容)を先行実施し,期末試験も先行実施する.
その後,第1回から第7回の内容を実施する.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
【担当:榊原】
科目の概要について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第2回
公共選択
【担当:榊原】
公共政策に関する意思決定について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第3回
費用便益分析(1)
【担当:榊原】
費用便益分析の考え方について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第4回
費用便益分析(2)
【担当:榊原】
道路交通の便益評価について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第5回
費用便益分析(3)
【担当:榊原】
道路交通の便益評価の事例について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第6回
費用便益分析(4)
【担当:榊原】
環境の便益評価について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第7回
費用便益分析(5)
【担当:榊原】
防災の便益評価について説明する.
【担当:榊原】
講義配布資料につき復習
(学修時間の目安:4時間)
第8回
社会的ジレンマ
【担当:鈴木】
社会的ジレンマについて概説する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンのテーマを考え始める。
(学修時間の目安:4時間)
第9回
社会的ジレンマの諸理論
【担当:鈴木】
社会的ジレンマの理論的枠組みについて説明する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンの内容を深める。
(学修時間の目安:4時間)
第10回
協力行動への行動変容技術(1)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを解消するための解決策を検討するための諸理論について説明する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンの内容を深める。
(学修時間の目安:4時間)
第11回
協力行動への行動変容技術(2)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを解消するための解決策<心理的方略>について説明する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンの内容を深める。
(学修時間の目安:4時間)
第12回
協力行動への行動変容技術(3)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを解消するための解決策<構造的方略>について説明する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンの内容をまとめる。
(学修時間の目安:4時間)
第13回
協力行動への行動変容技術(4)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを解消するための解決策<構造的方略>に係る高次ジレンマについて説明する.
【担当:鈴木】
講義配布資料につき復習し、最終レポート・プレゼンの内容をまとめる。
(学修時間の目安:4時間)
第14回
社会的ジレンマと公共施策(1)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを踏まえ、公共施策を提案するプレゼンテーションを行う.
【担当:鈴木】
プレゼンテーションの復習を行う。
(学修時間の目安:4時間)
第15回
社会的ジレンマと公共施策(2)
【担当:鈴木】
社会的ジレンマを踏まえ、公共施策を提案するプレゼンテーションを行う.
【担当:鈴木】
プレゼンテーションの復習を行う。
(学修時間の目安:4時間)
第16回
期末試験
【担当:榊原・鈴木】
講義内容を問う期末試験を実施する.
【担当:榊原・鈴木】
試験内容の復習を行うこと。
(学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 20% C: 5% D: 20%
成績評価法
定期試験:70%
レポート:30%
レポート及び期末試験により評価を行う.
出席は欠格条件です.
教科書にかかわる情報
備考
配布資料をMoodleで公開する.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
社会建設工学科出身の皆さんにはなじみの少ないテーマかと思いますが,今後の社会基盤整備,まちづくり,地域づくりを考える上で重要な概念がありますので,講義に参加してください.
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
土木計画学(学部),土木計画学演習(学部),都市交通工学(学部),都市計画(学部)社会システム分析特論
履修条件
連絡先
榊原:sakaki@yamaguchi-u.ac.jp,鈴木春:suzuki-h@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日13:00-15:00
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