開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月9~10
演習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261220250
建築設備設計演習[Design of Building Services and Exercise]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
三浦 克弘[MIURA Katsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
三浦 克弘 [MIURA Katsuhiro], (未 定)
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
建築における設備計画の位置づけと必要な要素を理解し、演習を通じて具体的な空調設備計画、衛生設備計画並びに空調設備を設計する上で基本となる建物の冷房負荷や暖房負荷を計算するための最大熱負荷計算法と熱負荷計算プログラムについて学ぶ。
授業の到達目標
1)熱負荷の構成要素と計算法が分かる。
2)最大熱負荷計算法による計算を行うことができる。
3)モデル建物を取り上げ、その施設に適した空調計画ができる。
授業計画
【全体】
空調熱負荷(冷暖房)負荷の構成要素と計算法について学習し、モデルスペースに対する熱負荷を計算する。その後に、実効温度差(手計算)と動的熱負荷計算プログラムを用いてモデルスペースの最大熱負荷の計算を行う。さらにモデル建物を取り上げ、その施設に適した空調計画、衛生設備計画を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
空調設備に求められる要件
空調設備の構成と設計項目
予習 (学修時間の目安 4時間以上)
第2回
熱負荷の種類
熱負荷の種類、顕熱と潜熱
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第3回
窓に関わる熱負荷
ガラス窓貫流熱負荷、透過日射熱負荷
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第4回
外壁・屋根の熱負荷
外壁及び屋根からの熱負荷
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第5回
内壁および天井・床からの熱負荷
内壁及び天井・床からの熱負荷
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第6回
内部発熱による熱負荷
すきま風、在室者、照明及び機器発熱による熱負荷
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第7回
実効温度差を用いた最大熱負荷計算(1)
モデルスペースに対する最大熱負荷計算
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第8回
実効温度差を用いた最大熱負荷計算(2)
モデルスペースに対する最大熱負荷計算
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第9回
熱負荷計算プログラムを用いた最大熱負荷計算(1)
実務で用いられる動的熱負荷計算法を概説する
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第10回
熱負荷計算プログラムを用いた最大熱負荷計算(2)
実務で用いられる動的熱負荷計算法を用いた最大熱負荷計算方法を演習する
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第11回
モデル建物での空調・衛生設備計画とモデル建物の設計例の紹介(1)
モデル建物を定め、その施設の特徴に基づく適切な空調計画、衛生設備計画法について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第12回
モデル建物での空調・衛生設備計画とモデル建物の設計例の紹介(2)
モデル建物を定め、その施設の特徴に基づく適切な空調計画、衛生設備計画法について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第13回
モデル建物での空調・衛生設備計画とモデル建物の設計例の紹介(3)
モデル建物を定め、その施設の特徴に基づく適切な空調計画、衛生設備計画法について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第14回
モデル建物での空調・衛生設備計画とモデル建物の設計例の紹介(4)
モデル建物を定め、その施設の特徴に基づく適切な空調計画、衛生設備計画法について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
第15回
設計事例の紹介
最近の環境共生型建物について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート課題 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
改訂5版『空気調和ハンドブック』
ISBN
9784621079591
著者名
井上宇市
出版社
丸善
出版年
2008
備考
教科書の誤植を授業中に補足する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ISBN
著者名
出版社
丸善
出版年
備考
メッセージ
設備計画については、実務の第一線で活躍中の非常勤講師が担当します(第11週以降)。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
建築環境工学Ⅰ・同演習、建築環境工学Ⅱ・同演習、建築設備工学Ⅰ・同演習、建築設備工学Ⅱ・同演習、建築設備設計特論(大学院博士前期課程)
履修条件
連絡先
担当教員:三浦克弘(本館203) e-mail: miura-katsu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
基本的に火曜日9・10時限。急な予定が入る可能性があるため、事前に電子メールで連絡をすること。
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