タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水7~8 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261220260 建築企画計画論[Architecture and Building Business Planning] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
牛島 朗[USHIJIMA Akira]
担当教員[ローマ字表記]
牛島 朗 [USHIJIMA Akira], 宋 俊煥 [Song Junhwan]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
建築物を生産・活用する上で、初期段階で重要となる建築企画の成り立ちを理解した上で、建築企画計画のプロセスと企画方法の基本について解説する。また建築企画の事例照会を行い知識を得るとともに、建築企画の評価方法に関し解説する。
授業の到達目標
建築物等の利活用に関連した企画・計画の在り方を学び、自身で提案するための技能を身につける。
授業計画
【全体】
建築企画の概念、企画のタイプ、企画のプロセスに関し概説し、建築企画の各段階での企画・計画の要点を解説する。代表的な建築企画事例について解説する。
既存建築のリノベーション・コンバージョンの企画・計画の方法と技術的要点を解説した上で、代表的な改修事例について解説する。
また、社会情勢の変化を読み解き人口減少社会の中でのストック活用の価値付与について熟考する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 建築企画とは何か 「建築企画」の概念とプロセスについて
・「建築企画」の概念の変遷
・プロジェクトマネジメント
・プロジェクトマネジャーの資質と職能
120分程度講義内容の復習
第2回 「建築企画・マネジメント」の社会的・経済的価値-1 都市(再)開発 vs 都市(地域)再生 120分程度講義内容の復習
第3回 「建築企画・マネジメント」の社会的・経済的価値-2 社会資本の再創造
・都市構造の再編
・歴史的建造物の再生
120分程度講義内容の復習
第4回 「建築企画・マネジメント」の社会的・経済的価値-3 地域資源の利活用
・空きビル・空き家再生
120分程度講義内容の復習
第5回 「建築企画・マネジメント」の実践的活動-1 日本の都市再生とエリアマネジメントの動向
・大都市及び地方都市エリアマネジメント
・公共空間のマネジメント
120分程度講義内容の復習
第6回 「建築企画・マネジメント」の実践的活動-2 宇部市中央町の実践活動の現地見学
・にぎわいうべ(まちづくり会社)の見学
・若者クリエイティブコンテナの見学
120分程度講義内容の復習
第7回 近年の都市デザインと「企画」 近年の都市(地域)再生手法
・タクティカルアーバニズム
・ストリートデザインマネジメント
・パークマネジメント等
120分程度講義内容の復習
第8回 前半演習課題の提出 提出期日厳守のこと 120分程度講義内容の復習
第9回 既存建築の再利用需要の社会的背景と課題 社会背景を構成する三要素(人口(世帯)・既存ストック・フロー)
人口の動態変化をどう捉えるか?
120分程度講義内容の復習
第10回 人口減少社会の中での建築ストックの価値付与について考えるⅠ 社会背景を構成する三要素(人口(世帯)・既存ストック・フロー)
既存ストックの動向と空き家問題をどう捉えるか?
120分程度講義内容の復習
第11回 人口減少社会の中での建築ストックの価値付与について考えるⅡ 社会背景を構成する三要素(人口(世帯)・既存ストック・フロー)
住宅フローの動向をどう捉えるか?
120分程度講義内容の復習
第12回 後半課題の説明と事例紹介Ⅰ ストック活用事例から建築企画を考える 120分程度講義内容の復習
第13回 後半課題の説明と事例紹介Ⅱ
自分でストック活用策を考えてみる 120分程度講義内容の復習
第14回 既存木造住宅の残存状況と実態 山口県の空き家調査から考えるストック活用手法の検討Ⅰ 120分程度講義内容の復習
第15回 既存木造住宅の所有者の活用意向と管理実態 山口県の空き家調査から考えるストック活用手法の検討Ⅰ 120分程度講義内容の復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: 80%
成績評価法
講義への参加・取り組みの姿勢、最終成果物(企画書)で評価を行います。
講義・ディスカッションなどへの参加 20%
最終成果物             80%
教科書にかかわる情報
備考
特定の教科書は指定しない
参考書にかかわる情報
備考
特定の参考書は指定しない
メッセージ
前半課題50点、後半課題50点で評価を行いその合算値により成績判定を行う。
キーワード
建築企画、価値の付与、住宅ストック、住宅フロー
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 住み続けられるまちづくりを
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
建築計画Ⅰ、建築計画Ⅱ
履修条件
連絡先
song@yamaguchi-u.ac.jp
ushijima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
前半・後半で担当者が異なるため共通のオフィスアワーは設けていない。質問等がある場合は各自が教員にアポイントをとってください。

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