タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水3~4 講義 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261220330 建築耐震工学特論[Earthquake Engineering of Buildings] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
松本 直之[MATSUMOTO Naoyuki]
担当教員[ローマ字表記]
松本 直之 [MATSUMOTO Naoyuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
建築物の耐震設計においては、振動、建築物および表層地盤のモデル化、設計用地震動に関する総合的な理解および知識の集成が重要である。本授業では、これらに関する基礎知識を講義する。
授業の到達目標
1)1自由度系の線形応答の特性を理解する。
2)多自由度系の線形応答の特性を理解する。
3)非線形系の応答に関する基礎知識を習得する。
4)建築物のモデル化に関する知識を習得する。
5)表層地盤と建築物の応答の関係を理解する。
6)設計用地震動に関する基礎知識を習得する。
授業計画
【全体】
地震時における建築物の応答特性を理解できるように、振動の基礎理論理論、建築物のモデル化、表層地盤のモデル化、設計用地震動に関する講義を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 1自由度系の振動特性(1) 線形系の自由振動に関する講義 復習(4時間以上)。
自由振動に関する演習を課す。
第2回 1自由度系の振動特性(2) 各種外乱に対する線形応答に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
定常応答曲線の演習を課す。
第3回 1自由度系の振動特性(3) 応答の数値解析
振動方程式の数値積分法に関する講義(1)
予習・復習(4時間以上)。
時刻歴応答解析の演習を課す。
第4回 1自由度系の振動特性(4) 応答の数値解析
振動方程式の数値積分法に関する講義(2)
予習・復習(4時間以上)。
時刻歴応答解析の演習を課す。
第5回 多自由度系の振動特性(1) 多自由度系振動方程式および2自由度系の線形自由振動に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
時刻歴応答解析の演習を課す。
第6回 多自由度系の振動特性(2) モード解析、固有値および各種減衰に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
モード解析に関する演習を課す。
第7回 非線形系の振動特性 建築物の各種復元力特性およびそのモデル化に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
時刻歴応答解析の演習を課す。
第8回 地震動の応答スペクトル 応答スペクトルに関する講義 予習・復習(4時間以上)。
応答スペクトルに関する演習を課す。
第9回 建築物のモデル化(1) 部材モデルに関する講義 予習・復習(4時間以上)。
部材の剛性マトリックス作成の演習を課す。
第10回 建築物のモデル化(2) 平面・立体フレームモデルに関する講義 予習・復習(4時間以上)。
フレームの剛性マトリックス作成の演習を課す
第11回 建築物のモデル化(3) 地震外力分布、静的増分解析および等価1自由度系に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
モデル化に関する演習課題を課す。
第12回 表層地盤の振動特性(1) 表層地盤の振動モデルおよびその振動特性に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
演習課題を課す。
第13回 表層地盤の振動特性(2) 建物-地盤相互作用に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
演習課題を課す。
第14回 フーリエ解析 周波数領域の応答計算法に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
フーリエスペクトルに関する演習を課す。
第15回 設計用地震動 設計用地震動の考え方および作成に関する講義 予習・復習(4時間以上)。
設計用地震動に関する演習を課す。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 50% D: 10%
成績評価法
演習とレポートで評価する。
演習 50%
レポート 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 最新耐震構造解析 第3版 ISBN 9784627520943
著者名 柴田明徳 出版社 森北出版 出版年 2014
備考
プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 該当なし ISBN 該当ナシ
著者名 該当なし 出版社 該当なし 出版年 該当ナシ
備考
なし。
メッセージ
予習・復習を実施してください。
キーワード
耐震設計
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造
履修条件
連絡先
akita@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜9・10時限

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