開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
金7~8
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261220430
地盤力学特論[Advanced Geomechanics]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中田 幸男[NAKATA Yukio]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中田 幸男 [NAKATA Yukio]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地盤挙動を予測する上で、有限要素法解析が頻繁に利用されている。ここで、その概要および解析によって得られる結果の分析方法ならびに、地盤材料の力学挙動を評価するために組み込まれているモデルの骨組み、そしてその材料定数について説明する。
授業の到達目標
(1)有限要素法の概要を理解する
(2)地盤において微分方程式で表現される問題を理解する
(3)地盤材料の力学モデルを理解する
(4)地盤弾塑性有限要素法の概要を理解する
授業計画
【全体】
まず、有限要素法に対する概要について解説する。
ついで、有限要素法によって求められる地盤に関する問題のうち、変形問題、浸透問題、圧密問題、拡散問題についての解析の概要を解説する。
さらに、変形問題、圧密問題で用いられる材料の力学特性を表現するモデルについて詳述する。最後に、有限要素法解析に必要なモデルの設定、解析手順、解析結果の解釈について具体的に説明する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
弾塑性有限要素法の必要性
変形問題と構成モデル
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
弾塑性構成モデルの概要(1)
構成モデルの種類
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
弾塑性構成モデルの概要(2)
土の弾塑性構成モデル
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
代表的な土の弾塑性構成モデル
基礎となった粘土の力学
カムクレイモデル
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
代表的な土の弾塑性構成モデル
修正カムクレイモデル
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
弾塑性構成モデルの活用(1)
解析事例の紹介
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
弾塑性構成モデルの活用(2)
解析結果の分析
課題(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
弾塑性構成モデルの活用(3)
解析結果の比較
課題(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の講義課題および、最終の解析報告書を提出すること
毎回の講義課題を60%、最終の解析報告書を40%として評価点とする。
教科書にかかわる情報
備考
学部の土質力学、土木施工法の教科書および、土質試験の実習書を持参
参考書にかかわる情報
備考
地盤力学における有限要素法入門,市川康明,日科技連
Critical state soil mechanics,Scofield and Burland,McGraw Hill
メッセージ
キーワード
地盤力学、有限要素法、地盤材料、弾塑性論、カムクレイモデル
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
連絡先
nakata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義直後の時限(金曜、9,10)で対応します。
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