開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
金7~8
講義
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261220440
地盤防災特論[Geotechnical Disaster Prevention Engineering]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
鈴木 素之[SUZUKI Motoyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
鈴木 素之 [SUZUKI Motoyuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
土質力学、地盤工学に関する最新のテーマのうち、主として地震地盤防災に関して講述する。
授業の到達目標
地震による地盤災害と防災に対して、講義で学習したことをふまえて、適切に報告書を作成できるようになる。
授業計画
【全体】
土質力学および地盤工学をベースとした地震地盤防災、特に地盤の液状化の被害、メカニズム、発生条件、評価・試験、予測、解析、対策法などについて講義する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
地震による地盤災害-特に地盤の液状化に関する諸問題
・東日本大震災、熊本地震、北海道胆振地震などおける被害概況
・近年の地震被害から提起された課題・教訓
・研究・技術開発の現状と動向
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
地盤の動的挙動と土の動的性質(その1)
・さまざまな動的外力(大きさ・回数・周期)
・地盤の動的挙動
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
地盤の動的挙動と土の動的性質(その2)
・土の動的性質
・液状化のメカニズムおよび影響因子
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
液状化の予測・判定
・液状化の予測・判定に必要な情報
・土の物理的性質に基づく液状化判定
・FL法、PL法
・旧地形情報の重要性
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
土の動的特性を調べるための試験
・液状化に対する安全率の判定に必要な試験
・液状化による地盤や土構造物の変形解析に必要な試験
・地盤の地震応答解析に必要な調査
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
液状化の解析と対策
・数値解析の概要
・数値解析の留意点
・液状化対策の概要
・最近注目されている対策技術(個人住宅、既設構造物直下など)
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
特別講義(その1)
地盤防災の実務の紹介
関連資料を調べて、レポート課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
特別講義(その2)
地盤防災の実務の紹介
関連資料を調べて、レポート課題および最終課題に取り組む
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 30% D: --%
成績評価法
レポート 100%
各授業で課されるレポート課題と全授業終了後に課される最終課題の合計点で評価します。
レポート等の作成での生成系AIの利用については,本学が定める方針「山口大学における学生の生成系AI(ChatGPT等)の利用に関する留意事項」(令和5年9月27日)に従います。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いずに適宜資料を配布します。
参考書にかかわる情報
備考
☆ 地盤工学会 入門35.地盤・耐震工学入門
☆☆地盤工学会 2.地盤の動的解析-基礎理論から応用まで-
☆ 砂地盤の液状化 (土質基礎シリーズ)
☆:難易度
メッセージ
地震が多いわが国では地震地盤防災に関する知識は必須です。この機会に学習してください。積極的な学習を期待します。
キーワード
地震防災
持続可能な開発目標(SDGs)
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
履修条件
連絡先
鈴木素之
電話 0836-85-9303
E-mail msuzuki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前にメールで連絡してください.
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