タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261320050 材料分析学特論[Advanced Materials Analysis] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中塚 晃彦[NAKATSUKA Akihiko]
担当教員[ローマ字表記]
中塚 晃彦 [NAKATSUKA Akihiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
無機物質の組成および構造を評価するための機器分析手法について、基本的な原理と、初歩的な実験手法およびデータ解析法を学習する。
授業の到達目標
固体の熱的性質を簡易に測定できる示差熱重量分析法の原理と実験手法を説明できる。
元素分析法である原子吸光分析法・蛍光X線分析法などの原理と実験手法を説明できる。
固体の構造評価法である粉末X線回折法の原理と実験手法を説明できる。
授業計画
【全体】
無機物質の組成および構造を評価するための機器分析手法について、基本的な原理と、初歩的な実験手法およびデータ解析法について講義する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 授業計画の説明 特になし
第2回 熱分析法1 熱重量分析法の原理と実際を講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 熱分析法2 示差熱分析法の原理と実際を講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 原子吸光分析法1 吸光分析法とランベルト・ベールの法則について講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 原子吸光分析法2 原子吸光分析法の原理について講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 原子吸光分析法3 最小二乗法を用いた定量分析法について講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 中間試験 熱分析法および原子吸光分析法に関する試験 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 X線分析法1 X線に関する基礎的特性とその材料分析手法への適用について概説 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 X線分析法2 X線に関する基礎的特性とその材料分析手法への適用について概説 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 蛍光X線分析法 蛍光X線を用いた元素分析手法の原理と実際を講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 粉末X線回折法1 粉末X線回折法の原理について講述
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 粉末X線回折法2 粉末X線回折実験の手法を講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 粉末X線回折法3 粉末X線回折データの処理法について講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 粉末X線回折法4 粉末X線回折データの処理法について講述 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 期末試験 この講義で学習した内容に関する試験 試験問題の復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポートあるいは期末試験 100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 第2版「機器分析のてびき」第3集 ISBN 9784759802948
著者名 泉美治 ほか 出版社 化学同人 出版年 1996
備考
パソコンスライドとプリントで講義する。
教科書を購入し、メモを取りながら受講すること。
中間試験・期末試験の際には、関数電卓を必ず持参のこと。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 入門機器分析化学 ISBN 9784782702291
著者名 出版社 三共出版 出版年 1998
参考書 書名 基礎カラワカル機器分 ISBN 9784627245617
著者名 出版社 森北出版 出版年 2010
備考
メッセージ
化学量論、元素の周期律など化学分析の基礎となる事項を十分に理解して講義に望むこと。また、各種分析法の原理を理解するために必要な、電磁気および波動など物理学の基礎知識を復習しておくこと。
キーワード
熱分析・原子吸光分析・X線回折
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
無機物質化学
履修条件
連絡先
e-mail: tuka@yamaguchi-u.ac.jp
TEL: 0836-85-9651
オフィスアワー
随時OK

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