タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261320300 化学工学技士特論Ⅲ[Special Lecture on Chemical Engineers III] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
通阪 栄一[TOHRISAKA Eichi]
担当教員[ローマ字表記]
通阪 栄一 [TOHRISAKA Eichi], 佐伯 隆 [SAEKI Takashi], 貝出 絢 [KAIDE Aya]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
以下の3つを達成することを目的とする。

1)化学反応における反応速度の解析及び反応器の設計を理解する。
2)燃焼の物質・熱収支、気体・液体・固体燃料の燃焼計算法を理解する。
3)大気汚染防止技術を理解する。


化学工学の中心となる単位操作と反応工学の基礎を復習し,演習により理解を深める。
授業の到達目標
化学工学基礎(物質収支、熱収支)、反応工学について、基礎から応用までの幅広い知識を身につける。
授業計画
【全体】
化学反応の反応速度式を理解し,反応器の設計を行う。
燃焼の物質・熱収支を理解し,燃料の燃焼計算へ応用する。
排煙脱硫・脱硝プロセスを理解する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
化学反応と反応器
化学反応の分類,反応器の操作法を理解する。 予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第2回 反応速度式と反応率 様々な反応速度の表し方,反応率による量論関係の表し方を理解する。 予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回 反応器の設計方程式 反応器の物質収支,回分反応器,連続槽型反応器,管型反応器の設計方程式を理解する。 予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回 反応速度の解析と反応器の設計・操作 各反応器の設計方法を理解する。 予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回 反応工学演習
まとめ
演習により反応工学の理解を深める。 予習・復習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回 燃焼の基礎1 燃焼の物質・熱収支、気体燃料の燃焼計算法を理解する。 配布した資料を参照し、予習2時間と復習2時間を行う。
第7回 燃焼の基礎2 液体・固体燃料の燃焼計算法を理解する。 配布した資料を参照し、予習2時間と復習2時間を行う。
第8回 燃焼計算演習 燃焼計算演習。 配布した資料を参照し、予習2時間と復習2時間を行う。
第9回 大気汚染防止技術 排煙脱硫・脱硝プロセスを理解する。 配布した資料を参照し、予習2時間と復習2時間を行う。
第10回 大気汚染防止技術の総括 総括・小テスト 配布した資料を参照し、予習2時間と復習2時間を行う。
第11回 化学工学演習1 化学工学技士試験の出題問題を解く 化学工学技士試験の出題問題を解く
(目安時間:4時間)
第12回 化学工学演習2 化学工学技士試験の出題問題を解く 化学工学技士試験の出題問題を解く
(目安時間:4時間)
第13回 化学工学演習3 化学工学技士試験の出題問題を解く 化学工学技士試験の出題問題を解く
(目安時間:4時間)
第14回 化学工学演習4 化学工学技士試験の出題問題を解く 化学工学技士試験の出題問題を解く
(目安時間:4時間)
第15回 化学工学演習5 化学工学技士試験の出題問題を解く 化学工学技士試験の出題問題を解く
(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題・授業外レポート 80%
その他 化学工学技士試験の受験 20% (欠格)
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
化学工学技士特論I、IIを受講、合格した後、本授業を受けてください。
化学工学技士(基礎)試験の受験は欠格になります。
キーワード
化学工学、化学工学技士試験
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
化学工学技士特論I,化学工学技士特論II
履修条件
連絡先
通阪栄一
torisaka@yamaguchi-u.ac.jp
佐伯 隆
saeki@yamaguchi-u.ac.jp
貝出 絢
kaide@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
連絡をもらえればいつでも対応します。

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