開講年度
開講学部等
2025
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水7~8
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261320330
X線分光学特論[X-ray Spectroscopy]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉田 真明[YOSHIDA Masaaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉田 真明 [YOSHIDA Masaaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
基本的なX線分光技術を学ぶとともに、具体的な応用方法についても学習する。
授業の到達目標
様々なX線分光法を理解し、説明することができる。
実験データを判断することができる。
自身の研究に役立てることに興味を持つ。
X線分光法を身近に感じることができる。
X線分光技術を使用して実験結果を理解することができる。
X 線分光法の概念を研究活動に適用できる。
授業計画
【全体】
X線を用いた様々な分析法について学び、演習を通して理解度を確認する。X線分光技術によって得られる知見を把握することで、個々人の研究テーマに活かすことを目指していく。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義の説明
講義で話す内容および意義、導入部の説明
復習 (4時間)
第2回
分光学基礎
一般的な分光法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第3回
放射光施設
放射光施設に関する紹介
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第4回
X線
X線の発生から利用法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第5回
電子線
電子線の発生から利用法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第6回
XAFS
X線吸収微細構造法について学習する。
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第7回
低エネルギーXAFS
低エネルギーのX線を用いたX線吸収微細構造法について学ぶ。
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第8回
XPS
X線光電子分光法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第9回
反応XPS
X線光電子分光法による反応解析について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第10回
XRD
X線回折法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第11回
X線散乱
X線散乱法について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第12回
XRF
蛍光X線分析について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第13回
EDX
電子線を用いた蛍光X線分析について
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第14回
X線顕微鏡
講義の内容を演習で確認する。
講義に関する宿題と復習 (4時間)
第15回
総括
これまでの内容を復習する。
講義に関する復習 (4時間)
第16回
期末テスト
期末テスト
講義に関する復習 (4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
(1)演習 (60%)(2)期末テスト (40%) を総合して評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
固体表面キャラクタリゼーションの実際
ISBN
9784061543256
著者名
山下弘巳、 田中庸裕
出版社
講談社
出版年
2005
備考
配布資料を配ります。
参考書にかかわる情報
備考
一般的な物理化学の教科書を参考にしてほしい。
メッセージ
・変則的なスケジュールで授業を行います(1コマの講義を2回と、2コマ連続授業を7回行います)。
・スケジュールを説明するので、必ず第1回目の授業に出席してください。
・研究活動で講義に出席できないときは連絡ください。対応します。
・Zoomを使ったリアルタイムでのオンライン講義を行います。
キーワード
X線分光、触媒
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
物理化学、化学計測技術論
履修条件
連絡先
吉田:yoshida3((at))yamaguchi-u.ac.jp, ((at))=@ (工学部総合研究棟7階712室)
オフィスアワー
水曜日(事前にメールで連絡ください)
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