タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中   5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261412030 高度ものづくり創成演習Ⅰ(半導体技術教育プログラム)[Seminar on Sophisticated Monozukuri I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
浅田 裕法[ASADA Hironori]
担当教員[ローマ字表記]
浅田 裕法 [ASADA Hironori], 櫛屋 勝巳 [KUSHIYA Katsumi], 岡田 成仁 [OKADA Narihito]
特定科目区分   対象学生 半導体技術教育プログラム(2024年度以降入学者用) 対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、低炭素社会の実現に貢献する代表的な半導体デバイスである太陽電池に焦点を当て、動作原理、構造、デバイス製造プロセスならびに将来展望について学ぶ。さらに国内最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学び、実践的なスキルを磨くとともに半導体デバイスの微細化・省電力化や排ガスグリーン化に対応する低環境負荷な製造プロセスの設計について学習する。

授業の到達目標
太陽電池の動作原理、構造、デバイス製造プロセス、ならびに、技術動向について理解できる。
微細加工プロセスの先端技術について実践的観点から理解できる。
太陽電池の開発について利点・欠点を踏まえて説明できる。
将来展望について考察できる。
各種微細加工プロセスの利点を理解し、デバイスに対し適したプロセスが判断できる。
授業計画
【全体】
太陽電池の動作原理、構造、デバイス製造プロセスならびに将来展望について学ぶ。その後、実践的スキルを高める目的から、実習を含め日本最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション
太陽電池開発の歴史、日本での技術開発の取組みについて学ぶ
配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第2回 基本構造と動作原理
結晶シリコンならびに薄膜型太陽電池の基本構造と動作原理について学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第3回 太陽電池の種類と開発状況
結晶Si、薄膜などに加え有機等の特徴と開発状況について学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第4回 太陽電池の製造プロセス1
CIS型を取り上げ、デバイス製造プロセスについて学ぶ
配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第5回 太陽電池の製造プロセス2 サブモジュール化について学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第6回 太陽電池の製造プロセス3 性能評価・標準化、パッケージング、製品化について学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行う
第7回 将来展望 太陽電池の将来展望について学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習1時間と復習2時間を行うとともにレポートを作成(目安:7時間以上)する
第8回 微細加工プロセスの基礎 微細加工プロセスの基礎を学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う
第9回 微細加工プロセス技術の習得1 実習を含め国内最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う
第10回 微細加工プロセス技術の習得2 実習を含め国内最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う
第11回 微細加工プロセス技術の習得3 実習を含め国内最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う
第12回 微細加工プロセス技術の習得4 実習を含め国内最先端の微細加工プロセス技術を企業と共同で学ぶ 配布した講義資料等を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う
第13回 発表用資料の作成1 グループディスカッションを通して実習結果について考察し、発表用資料の作成を行う 発表用資料作成の準備を行う(目安:4時間以上)
第14回 発表用資料の作成2 引き続きグループディスカッションを通して実習結果について考察し、発表用資料の作成を行う 発表用資料作成の準備を行う(目安:4時間以上)
第15回 プレゼンテーション 作成した資料をもとにプレゼンテーションをおこなう 作成した資料を基にプレゼンテーションの準備を行う(目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: 30% D: 5%
成績評価法
レポートと実習のプレゼンテーションで評価します
レポート50%、プレゼンテーション50%
教科書にかかわる情報
備考
資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
別途、提示する。
メッセージ
本講義では、産業界の第一線で活躍している技術者を講師としており、製造や研究開発の現場での実態に基づいた臨場感に満ちた教育を行う。
キーワード
実務家(外部講師)、太陽電池、開発、製造プロセス
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
デバイス工学特論,半導体プロセス製造特論Ⅰ,半導体プロセス製造特論Ⅱ,高度ものづくり創成演習Ⅱ
履修条件
連絡先
asada@yamaguchi-u.ac.jp
研究室: 本館2階北235室
オフィスアワー
水曜日 5,6時限

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