タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月9~10 実験・実習 7.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3261420320 情報ネットワーク実験[Advanced Information Network (Experiment)] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐村 俊和[SAMURA Toshikazu]
担当教員[ローマ字表記]
佐村 俊和 [SAMURA Toshikazu], 黒川 陽太
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
ローカルエリアネットワーク(LAN)を構築するための具体的な方法,マシンをLANに参加させるための設定方法,ルータの設定方法などに関する実験を行う.
さらに,ネットワークを介した各種の脅威とその対処方法に関する実験を行う.
本授業は情報ネットワーク特論と密接な関連性を持っている.同一クォータに受講すること.

授業の到達目標
・基本的なサーバやLANの構築方法を実践する.
・マシンをLANに参加させるための設定方法を実践する.
・TCP/IPによる通信の仕組みとその脆弱性を実験を通じて理解する.
・ネットワークを介した不正アクセスへのセキュリティ対策を実験を通じて理解する.
授業計画
【全体】
1~3週はLANの構築に関して,ネットワークの基礎知識の調査やLinuxマシンなどを使用してネットワークを構築する.
4〜7週は不正アクセスなどの攻撃とその対策を理解するための実験を行う.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 LANの構築 インターネット・アクセスの基礎に関する調査・確認を行い,Linuxマシンを用いてLANを構築する. 事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第2回 不正アクセスにおける事前調査段階(1) 不正アクセス・攻撃手法とその対策に関する調査・確認を行い,構築したLinuxマシンを用いて実験を行う.
事前配布資料を熟読すること.
事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第3回 中間試問・まとめ これまでの実験で身につけた知識・技術の習熟について確認する. 事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第4回 不正アクセスにおける事前調査段階(2) Wiresharkを用いたパケットの解析を行い,通信の仕組みとその脆弱性について実験を行う.
事前配布資料を熟読すること.
事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第5回 不正アクセスにおける探査段階 ネットワークシステムの脆弱性と脅威を理解するために,ポートスキャンによる情報収集およびバックドアの開設について実験を行う. 事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第6回 不正アクセスにおける攻撃段階 不正アクセスにおける攻撃段階の対策として,ルータによるアドレス変換の設定,ファイアーウォールの構築を行う. 事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第7回 不正アクセスにおける侵入後段階 不正アクセスにおける侵入後段階の対策として,構築したルータを用いた実験を行う.
事前配布資料を熟読し,指定された課題を行うこと(目安時間:4時間)
第8回 最終試問・まとめ これまでの実験で身につけた知識・技術の習熟について確認する. 事前配布資料を熟読し,指定された準備を行うこと(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 75% D: --%
成績評価法
講義にすべて出席(公休,病欠(医師の診断書付)を除く)したことを前提に,最終的な評価を行う.
各授業回で指示される授業内課題 20%
最終レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
講義資料はMoodleで配布する
参考書にかかわる情報
参考書 書名 マスタリングTCP/IP ISBN 9784274224478
著者名 井上直也 [ほか] 共著 出版社 オーム社 出版年 2019
参考書 書名 マスタリングTCP/IP ISBN 9784274228797
著者名 齋藤孝道著 出版社 オーム社 出版年 2022
備考
メッセージ
キーワード
情報セキュリティ,ネットワーク・セキュリティ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
情報ネットワーク特論,情報セキュリティ特論,情報セキュリティ実験
履修条件
連絡先
佐村 俊和(samura@yamaguchi-u.ac.jp)
黒川 陽太(ykurokawa@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
随時,対応する.担当者にメールで事前に連絡すること.

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