タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
3262110080 材料強度学特論[Strength and Fracture of Materials] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
MACADRE ARNAUD PAUL ALAIN
担当教員[ローマ字表記]
MACADRE ARNAUD PAUL ALAIN
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
始めに一般的な「強度」を紹介し、繊維強化型複合材料(Fiber-reinforced composite materials)を取り上げる。その後、主に金属材料の強度に関する組織(構造、欠陥)、強化機構などを習得する。
授業の到達目標
(1)複合材料の変形挙動の力学的挙動および強度予測に関する知識を習得する。
(2)金属材料の構造および欠陥およびそれらと強度・変形挙動の関係と習得する。
(3)金属材料の強化機構を習得する。
授業計画
【全体】
先に異方性弾性論、繊維強化複合材料の強度則について学ぶ。
その後、金属材料の組織(マイクロスケール)から強度機構および強度制御を説明し、マクロスケールの強度とマイクロスケールの特徴の関係について学ぶ。

e-Learningシステム(Moodle)から講義資料を配布する。

担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 強度とは? 強度の意味、引張・疲労・靭性を紹介する。 授業計画に沿って、準備学習1時間を行う
第2回 複合材料の紹介と複合則 繊維強化複合材料の弾性率や強度を予測するための複合則について解説する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第3回 短繊維強化理論 短繊維強化複合材料内の繊維応力分布について説明し、これを用いた強度予測について解説する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第4回 金属材料の構造 結晶材料と固溶体について解説する。ミラー指数を復習する。 授業計画に沿って、準備学習1時間を行う
第5回 格子欠陥Ⅰ 空隙、転位、粒界などについて解説する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第6回 格子欠陥Ⅱ 空隙、転位、粒界などについて解説する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第7回 格子欠陥Ⅲ、原子拡散 空隙、転位、粒界などについて解説する。原子の拡散の種類についても説明する(Fickの法則など)。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第8回 転位の挙動 転位の移動などについて説明する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第9回 強度、変形、転位の関係 マクロスケールとマイクロスケールの関係を説明する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第10回 強化機構Ⅰ 転位強化、組織微細化強化、固溶強化、粒子分散強化を開設する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第11回 強化機構Ⅱ 転位強化、組織微細化強化、固溶強化、粒子分散強化を開設する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第12回 強化機構Ⅲ 転位強化、組織微細化強化、固溶強化、粒子分散強化を開設する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第13回 軟化も脆化も? 固溶原子による軟化と脆化について説明する(主に水素の影響)。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第14回 加工・熱処理 強化機構の実現のための材料処理を説明する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
第15回 加工・熱処理(続き) 強化機構の実現のための材料処理を説明する。 授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
宿題 50%、レポート 50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 基礎機械材料学 ISBN 9784254231267
著者名 金子純一, 須藤正俊, 菅又信編著 出版社 朝倉書店 出版年 2008
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
MACADRE Arnaud(マカドレ):macadre@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 16時~18時

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